永井学の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○永井学君 自由民主党の永井学です。
三人の参考人の皆様方、本当に貴重なお話を伺いまして、ありがとうございます。非常に勉強になりました。
最初に、土井参考人と目加田参考人にちょっとお伺いをしたいと思います。
対人地雷についてなんですけれども、私の地元、私、地元が山梨県なんですけれども、山梨県の南アルプスにこの対人地雷の除去機を造っている日建という会社があります。カンボジア、ラオス、コロンビアなど世界十一か国、百三十九台の対人地雷除去機を販売しています。
今回のこの皆様方からの意見聴取に当たって、その会社の雨宮社長とお話をする機会を得ました。地雷除去機を造ったきっかけというのが、内戦が終わったばかりの一九九四年に、社長のお父様である雨宮清会長がカンボジアへ行って、そこで出会った、顔にやけどを負って、膝から下を失ったおばあさんが言った、あなたは日本人でしょう、この国を助けてくださいとの一言だったといいます。
数年の苦労の末、幾つかの試作を繰り返しながら、カンボジアとアフガニスタンで第一号、二号が完成をいたしました。この日建の造る地雷除去機、どれも白色なんだそうですけれども、これは、緊急性を明確に表すためと、白は平和の象徴する色であるからという意味も込められているそうです。現地の方は、この白い車体にプリントされた日の丸を見て、安心と信頼を寄せているということです。雨宮社長は、日本の技術が世界の多くの方々の命を救っているということに大きなやりがいを感じているとも話してくださいました。
また、ちょっとウクライナの話なんですが、ちょっと目加田参考人の話を聞いて、ウクライナも地雷があったんだなということを改めて知ったんですが、ちょっと伺った話なんで、ここでまたお話しさせていただきますが、今月の九日に、ロシア軍が埋めた地雷の除去に向け、国際協力機構主催の研修に参加していたウクライナの非常事態庁の職員が山梨県の北杜市にあるこの日建の施設を訪れて、地雷除去を視察、研修しました。ウクライナでは、侵攻からおよそ一年間で地雷除去作業員が十三人死亡して、五十一人が負傷しているということです。爆発物対策の責任者であるデニス・コルニー氏は、作業員は生命のリスクを負いながら危険な作業をしています、ウクライナは、金属片などのほか、草の背丈が高く、低木も多い、この機械で片付けられれば、地雷を安全に発見でき処理できる、技術の高さを評価したいと話していたそうです。
日本政府は、ウクライナへの地雷探知機の供与や地雷を発見する訓練などの支援を進めています。雨宮社長の話では、この対人地雷除去機というのは自衛隊に一台しかないというお話もありました。今回、皆様方のお話を聞いて、改めてこの地雷廃絶に向けて積極的に日本政府も活動をしていかなければならないと思いますが、先ほどの御説明の中にももしかしたらお話があったかもしれませんが、更になりますけれども、地雷廃絶に向けて日本は更にどのような行動を取っていくべきなのか、お二人のお考えをお聞かせいただきたいと思います。