羽場久美子の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(羽場久美子君) ありがとうございました。本日の報告の核心部分をおっしゃっていただきまして、感謝申し上げます。
 そうですね、まず平和をつくっていくということ、軍縮と平和をつくっていくということを、世界と結び、そしてアジアと結んでいくということが極めて大事なのだと思っています。
 日本は世界第三位の経済大国であるとともに、アジアの中の成長する国々と手を携えて平和と発展をつくっていく責任があると考えております。その意味では、中国、韓国、それからASEANはもちろんのこと、今回訪れたインドも重要な国であると思っていて、インドは現在、非同盟の代表としての役割を持ちながら、今年、G20の代表として様々な形で世界に問題提起をしていくということを言っております。そのような形で、世界の中の様々な国と多極連携をしていくということが一つ。
 それからもう一つは、最後にも申し上げましたけれども、政府レベルでの共同関係とともに、自治体や市民や、あるいはメディアや経済界との連携が極めて重要なのではないかと思っております。今回、経団連が、その中国との経済関係に対してアメリカから忠告があったときに、中国と経団連との関係は続けていくということをわざわざ声明として出しているんですね、二〇二一年の十二月ですけれども。それは、やはりその日本の経済発展にとって極めて近隣諸国との関係が重要であるという一つのサジェスチョンであったと思います。
 そのような点で、土井先生や、それから目加田先生もNGOの重要な活動としてなさっていらっしゃると思うんですけれども、そうした日本ではこれまで余り、何でしょう、その政府の動きとして一番重要視されてきたのではない、ヨーロッパなどでは非常に成長しているNGOとの連携、それから市民や経済界やメディアリテラシーとの関係というのが今後極めて重要になってくるのではないかと思っています。その意味では、日本がアジア、アフリカ諸国と、それからアメリカ、欧州などのG7諸国とのブリッジとなって今後の世界での共同関係を発展させていくことが、日本にとっても、日本の平和と安全保障にとっても極めて重要なことと考えております。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 羽場久美子

speaker_id: 28248

日付: 2023-02-22

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会