吉川元偉の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(吉川元偉君) 時間軸と枠組みですかね。
 時間軸の観点は、さっきちょっと御紹介しましたけど、国連政策課長を九三年から九五年、どっぷりつかってやったんですね。かなりどっぷりつかりました。当時、二〇年、ううん、二〇年ってできてるかな、まあ俺が辞めるまでには大丈夫だろうぐらいのことを思っていたら、とんでもない、駄目でしたね。
 時間軸については、時間を設定する必要は私ないと思いますよ。これは、ちょっと言い方考えないと、ちょっと言葉を慎重に選ばないといけませんけれども、安全保障理事会というのは国連の肝ですね。この体制に対して日本は不満があるんだ。どういう不満か。世界の現実を反映していないんだ。二十三条一項読めば分かりますよね。中華民国、ソビエト連邦、アメリカ、中国、あっ、アメリカ、フランス。国の名前がそもそも違うじゃないか、ソ連邦なんてどこにあるんだよ。現実を表していないというのはもう読めば分かるんだから、最低ここに書いていることは現実を表そうよ、これが日本の主張なんですね。別に戦争に負けたからどうこうじゃないですよ。国連憲章、七十年もたって、四五年の古い、名前ですら改名していない、これ変えようよ、中国にとってもその方がいいでしょう、ロシアにとってもその方がいいじゃないかというのが僕の議論ですよ。
 そのときに、それだけじゃ駄目でしょう、アフリカ、ゼロでしょう、ラテンアメリカ、ゼロでしょう、アジア、世界の半分ぐらいアジアでつくっているくせに中国しかいないじゃないかって、こういう議論をしようということですよ。
 確かにね、日本はこう落ちていくから、インドこれから伸びていくでしょうしね。早くやった方がいいに決まっていますよ。九二、三年の頃はピークだったんだもの。日本の分担率は、当時、ほかの四人の、ああ、アメリカを除く三人の分担金を足したより高かったんだもの。ただ、そういうもう時期、絶対来ません。ということであれば、やはりもう少し急ぐ感覚を持って、課長から三十年たって何も起きなかったんだから、これをもう少し、今ちょうど作業部会が始まってから三十年たちました。だから、このやっぱり、さっきも出ていたような、北岡先生がおっしゃるような、何が間違っていたんだろうという、そういうことをやっぱりやった上で。時間軸は下手に設定してもいいこと起きないと思いますね。
 ただ、枠組みについては柔軟に。元々、日本は、日独でやったんですからね、スタートは日、独、アメリカ、三か国。で、そこへインドを入れて、ブラジルは後から入ってきて、G4。インドは実力ありますよ、国を束ねるというか引っ張っていくのは。敵も多いですけどね。それはやっぱりこれからの、もう皆さんお得意のあれですよ、会派を超えて何票取るかという、こういう世界ですよ。百九十三のうち百二十九取ればできるんですから。そういう、最後はもう数の問題ですから、そういう、どういう枠組みをつくっていくかも。G7とそう簡単に縁切れませんよ。だけど、そういう中で、外辺から更に人、国を集めていく。

発言情報

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発言者: 吉川元偉

speaker_id: 18263

日付: 2023-04-12

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会