北岡伸一の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○参考人(北岡伸一君) ODAというのは、元々非軍事という国際的な定義があるんです。その枠内で更に充実していくと、質量共に増やしていきたいというのは私は前から思っているとおりです。
その中に、例えば以前批判されたことの一つに、途上国の軍人を呼んで例えば国際関係論を勉強させるというようなのがあったんですね。これは私はとても良いことだと思います。戦前の日本の軍国主義に行った最大の欠点は、軍人が幅の広いリベラルアーツの知識を持っていなかったことで、平和のためにそれ大事だと思うんですけれども。
そういうわけで、そういうものはいいし、それからまた、ODAの枠内で、例えば東南アジアの国々に海上保安庁の船を造るというのをやっています。海上保安庁は海上警察です。国内の地理、安全を守ると。ですから、麻薬とか密輸を取り締まるための船を供与すると。これは、一見軍事に似ていますけれども、これは軍事じゃなくて警察活動だと国際的にも認知されているので、これは良いと思うんですね。
OSAはこれとは別のものですから、これでODAが減ったら困るんですよ、困るんですけれども、ただ、世界には、民主的であって、そして、しかも外から脅かされている国があると、そういう国に対して我々資金援助はしますと、だけど武器はいけないというのは、私は本当は変だなと思っています。吉川大使も言われたとおり、そこは一定の武器あるいは武器に近いものを援助するのは構わないんじゃないかと思います。