藤山浩の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(藤山浩君) ありがとうございます。
そうですね、本当、地元への所得の取戻しで、確かに値段というのは短期的には非常にネックというか、障害になり得ると思います。やはりそういうのを、やっぱり地域で本当はお互いに、そのパン屋だけではなくて、そこにまた供給する地元の農家がいるとか、そうした言わば生態系としてお互いの、共にちゃんとこのお金を循環させていくようなものをやっぱり認識し、見える化する必要はあるかなと思います。
単に瞬間風速だけだと、外からいっぱい入れてやる方が安くなり得ます。ただ、これはヨーロッパなんかにも見られることですが、もう一つはやっぱり暮らしの文化でもあるとは思います。
やっぱり、地元でそういうのをお互い買うことが長期的には利益になり得るということを学習していくと。ただ、それはべき論ではなくて、今回のお示ししたように、やっぱりそれをちゃんと見える化して、数字としても確かめていくような辺りの共有化というのを非常に重要視したいと。やっぱり、それを取り巻くビジネスの生態系というのをみんながどれだけ意識できるかということによると思います。
それから、マスローカリズム、これはある意味、新自由主義的な蹴落とし合い、独り勝ちというのではなくて、やっぱり地域同士がしっかりデータも共有して、しかも共有されたデータから何が成功の共通要因かということなんですが、やっぱり私は、是非、これはエネルギーとか、特に再生可能エネルギーの利用なんかで、いろんな、単なる十や二十の先進モデルじゃなくて、やっぱり数百、もっと言うと数千辺りで本当はちゃんとこれをつないでやることに本当はポイントがあると。
原子力の話もありましたが、大規模集中型の発電システムというのは致命的な欠点がありまして、これ熱を全部捨てざるを得ないと。熱供給まで考えると、実は小規模分散型の方がトータルでエネルギー効率が高まるといった研究成果も出ております。しかも、それが自分たちでちゃんと投資して、自分たちでその利益をやると、そこにまた新たな資金循環が生まれると。
こういった辺りを、やっぱり単なるこれもう瞬間風速じゃなくて、地域の中での投資から始まって、それが生み出す収益も含めて地域に還元されると、しかも実は熱効率は高いと、こういった辺りでしっかり捉えるべきじゃないかと考えております。
以上です。