松原宏の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(松原宏君) ありがとうございます。
そうですね、東京一極集中について少し触れさせていただきます。
コロナの中で一極集中是正が進むかと思っておりましたら、現状を見ていますと、やっぱりかなりまた戻ってくるような動きが強くなっています。ただ一方で、特に若い人を中心にして、コロナを機だと思いますけれども、地方に移住する、地方に移るといったようなことを考えている、そういったような人も増えてきているのは事実だと思います。そういう意味では、一極集中是正といったようなものをどのように進めていくかというのは、まだまだめげずに、旗を下ろさずに進めていくべきだというふうには思っております。
で、その地域の活性化自体は、東京との関係もあるんですけれども、やはり地域の中でその地域の資源といったようなものを見詰め直して進めていくというのが大事だと思っていまして、私自身は、特にその図の二で示しましたような形での地域経済循環のやっぱり中心になるのは、東京に本社のあるような分工場も大事だとは思いますけれども、地域に本社を置くしっかりとした企業、地域本社企業、地域中核企業、こういったようなものをいかに育てていくか。
ないわけではなくて、全国見渡してみますと、私自身は、かなりのところにこういったような地域に本社を置く、そしてかなり長い歴史のある、で、その従業員というのを地元の大学の卒業生なども雇ってその人材を生かしながら動かしている、これ実は福井にも結構多いんですけれども、そういったような地域本社企業といったようなものを強力に育てていく、これが地域経済循環の中で、外に所得を出すのではなくて地域の中で回っていくやっぱり基礎だと思っていまして、それが地域の基盤産業であり、その地域の非基盤産業をまた育てていくような、そんなような仕組みの柱になるのかなというふうには思っています。
以上です。