藤山浩の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(藤山浩君) 三つほど考えられると思うんですが、第一は、一番基礎的な、三百人から三千人ぐらいが今地方において基礎的な生活、暮らしの場、生活圏になっています。ここにおいては、それほど人口規模が多くないんで、縦割りでいろんなビジネス、事業を展開するともう収益的に行き詰まっていると。やっぱりこれを合わせ技で運営するような拠点であり、私は地域経営会社と呼んでいますが、そうした分野横断型の企業や拠点というのを育てていく必要があるということです。農業だけではなくて福祉も商業も、こういったのをいかに組み合わせるかと。
 今度は、それを組み合わせた三万から三十万の地方都市と。これは世界も日本も一緒ですが、市場町として形成されてきたDNAがあります。それが、そういう地場流通が衰えて、海外を中心とした安いものがどんどんなだれ込んできて地方経済が壊滅すると。やはりそういったものを改めて、先ほどの小さな拠点等も含めてつなぎ直して、そういう市場機能をいかにそこに取り戻すかといったことが求められると。
 そして、実は本当これも、先ほど宇都宮先生おっしゃったネットワークが必要でして、この流通というのが物すごく縦割りなんです。野菜も郵便も新聞も宅急便も全部ばらばらで来ていると。だから、域内の流通よりも外からどかんと持ってくる方が勝っちゃうと、コスト的に。そこに本当は問題があります。こうしたものは、先ほどの小さな拠点や地方都市のハブ拠点も含めて、どんどん相乗りで本当はやらなきゃいけないと。この辺が一番制度的にも技術的にも求められるところではないかというふうに考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 藤山浩

speaker_id: 34043

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会