藤山浩の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(藤山浩君) 多分五つぐらいちょっと課題があると思っていまして、一つは、地方創生と言いつつも、じゃ、それほど巨額の、本当に投入されているかというと、もう何千億単位ということにとどまっているというのは、そういう中途半端さがあると思いますね。
 二番目は、やはり従来からの選択と集中路線というのをどうしても取りがちだと。これがやっぱり一部のトップランナーだけ脚光を浴びてもほかが切り捨てられるという結果に終わっていると。
 三番目が、やはりこの地方創生をもっと未来形でやらないと駄目だと思います。必ず我々は循環型社会に変わっていかないといけない、その中で地方創生しないといけない。だから、地方創生掛ける脱温暖化とか、そうした新しい時代のコンセプトと併せてやることがまだ不足していると。
 それから四番目が、私は本当、選択と集中の一つの表れでもあったんですが、平成の大合併というのは本当に成功だったんだろうかと。あるいは、むしろ自己決定権を奪った結果にならないだろうかと。いろんな人口動態見ても、むしろ、そのときに単独を選んで自分たちで地域を決定する、設計すると、こういったところの方が実は人口取り戻しています。しかも、循環型社会ではまさに地元から自分たちでつくり直すと。トップダウンではあり得ないということにあって、私は循環自治区というふうな一定の自治の単位のつくり直しというのが要ると思っています。
 最後は、実は人材の問題です。市町村、県、頑張っていますが、特に市町村の本当に公務員数は余りにも少ないと、もう国際的に見ても少ないと。もう手が回らないと、もう日常業務で手いっぱいと。しかも、日本には地方公務員学部というのはありません。プロとしてそこへなって、その後もスキルアップするような仕組みは実はないわけです。こういったところにもしっかりした財政的な手当ても含めてやらないと、実はギアは入らないというふうに確信しております。
 以上です。

発言情報

speech_id: 121115363X00220230215_061

発言者: 藤山浩

speaker_id: 34043

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会