藤山浩の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(藤山浩君) これは二つの考えがあると思っていまして、私は、一つは、余りにも日本の賃金安過ぎるのはもう完全に明白ですから、最低賃金を上げていくというのはもう地方だけというよりも必ず必要な政策であって、それが地方の底上げになればというふうにも願っているところです。
 二番目は、単に賃金だけじゃなくて、これからより、単なる現金収入だけじゃなくて、もっと一番近隣レベルというか、基礎的な生活圏においてはもっとコモンズ的な共有でやっていく仕組みというのが要るんではないかと。そういうのをつくり直し、森林、農地等も国外や東京資本で再生エネルギーで蚕食されるんじゃなくて、地域の人がちゃんとそこで自己決定権を持ってそこから所得を取り出すと、こういった仕組みづくりが要ると思います。
 あるいは、先ほど来議論されました交通も、一種の私はもうコモンズという考え方でやった方がいいと思います。今でも大体、過疎地域においては、一人当たり子供から大人まで全部ひっくるめて二十万から三十万掛かっているという実態があります。東京よりよっぽど掛かっているんです。だから、千人で大体三億円ぐらい掛かっているんですね。それを、だったらどういうふうに、みんなが自家用車乗り回すのがいいのか、だったらもっと賢いやり方があるはずなんですね。
 あるいは、それでいろんな小さな拠点もつくる、あるいはそこへみんなのいろんな、エネルギー等も含む会社もつくると、こういった部分を含めて考えないと、賃金だけ上げればいいと、もうそれは必ず必要ですが、一方では、そういうふうな共有の部分、コモンズ的な部分をしっかりつくっていく、取り戻していくと、こういうものと合わせ技でやっていただけるというのが大切なことかと存じます。
 以上です。

発言情報

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発言者: 藤山浩

speaker_id: 34043

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会