渡辺由美子の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(渡辺由美子君) 本日は、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございます。(資料映写)
 私の方からは、貧困層又は準貧困層と言われるような中位の所得以下の子供たち、また、若者、子育て家庭がどのような困難を受けているか、コロナや物価高騰の影響で非常にそれが長引いている中で、今もその困難が継続して更に格差は拡大しているというふうな状況をお伝えして、是非日本の子供たちの支援というふうなことを拡大をお願いできればと思っております。
 私どもキッズドアは、二〇〇九年から、子供の貧困ということで、無料の学習支援というふうな子供の支援を行ってまいりました。その中で、今事業としてもう一つ柱になっているのが、二〇二〇年のコロナの後に、家庭が大変だということで、今全国の子育て家庭を御登録いただいて、三千五百世帯ぐらいあるんですけれども、その方たちに食料品を送ったりというふうなことをしながら支援をしています。
 本当に厳しい状況になっています。長引くコロナとかの影響で、経済格差の拡大で、日本の子供、若者、非常に大変です。
 もう皆さん御承知かと思いますが、不登校が本当に急増しています。小学校、中学校で不登校の数というのが対前年で二四・八%。高校生も増えていて、高校生の不登校も一八・四%というふうに増えています。
 また、子供の自殺に関しては、本当に今、清水先生からお話があったようなとおりでございます。
 また、私どもが支援している困窮家庭の高校生は、経済的理由で志望校を諦めていると、進学を諦めているというふうな子が一九%、私どもの調査で出ています。本当に多くの子供たちが将来を諦め始めているという状況です。
 また、子供の貧困というと、今までどうしても相対的貧困率以下の方たちにいっていたんですけれども、実は、子育て家庭の所得というものが非常に二極化している中で、今まで中位の方たちというところがとても困っているというふうなことも分かってきました。
 体験格差、デジタル格差というものも広がっている中で、是非このような支援をしていただければと思います。
 本当に、私から是非御提案させていただきたいのは、例えば三〇年ぐらいまでを、アフターコロナの子ども・若者リカバリープランといいますが、本当に集中的に支援をしていただきたいと。
 不登校のお子さんとか、今支援をしないでこのまま行ってしまうと、本当に大人になってから学びが途切れてしまって自立ができないというふうなことにつながっていってしまいます。本当に優秀な子供が大学に行きたかったのにそれを諦めてしまうと、一生の人生変わってしまうというふうなことになります。子供の支援、福祉ではなく投資というふうによく言いますが、本当に早めに支援を開始すれば、本当にその子たちはしっかりと社会に出て働いて還元してくれる方に回ってくれますので、是非それをやっていただければと思います。
 本当に就職氷河期の問題ですとかというのが非常に後になってから、十年、二十年たってから大変になっているというふうなことで、よく日本では失われた何十年というふうに言われますけれども、本当にこのコロナでまた失われた何十年ということが起きないためにも、子供の支援を是非やっていただければと思っております。
 本当に私どもの中でいろいろ議論を重ねながら、今日は七つのポイントということで持ってきました。少し具体的にお話しさせていただきます。
 まず、本当にコロナとか物価高騰の影響というのは今も非常に続いておりますので、是非これを継続していただきたいと思っています。
 私どもが二〇二二年の十一月に取ったアンケートです。これ、困窮家庭の方たちに、保護者に取ったアンケートですけれども、千八百四十六件の回答がありました。お子さんの状況どうですかと聞くと、七〇%の方が、子供が必要な栄養が足りていないと十一月の時点で言っています。二八%が風邪などの病気になりやすくなった、二五%が身長や体重が増えていない、二四%が元気がなくなった、二四%が落ち着かなくなった。もう親御さんは一日一食が一七%で、二食が四七%で、三食食べている方は三分の一もいないというふうな状況です。
 こういう状況なのに、物価高騰になって生活ができなくなるから、家計維持のために出費を減らしている項目は何ですかというと、食費なんですよ。七割の方が子供の栄養足りてないと思っているのに、減らすところが食費しかないわけですね。もうそういった中で、本当に追い詰められています。本当に成長にも影響が出ていますし、学びの方でも、本当に子供の学びや生活に悪い影響が出ているというふうな方、六割になっています。体験活動が減ったとか、勉強への意欲が低下したというふうな状況になっています。
 保護者の声ということで、アンケートを取るときに自由回答も求めているんですけれども、本当にここにあるように、コロナの影響で既に苦しい経済状況だったのに、追い打ちを掛けるような物価の上昇で支払の督促などにも悩まされて、経済的負担に加えて精神的にもぎりぎりに追い詰められている、子供たちも無気力になっている、五年後、十年後を考えるのが怖いとか、コロナの影響は続いており一向に改善されていませんと、物価高騰で買えるものも限られ、食べるものがなく見切り品でしのいでいます、夜、子供が寝た後はスマホの明かりで家事をこなし、窓には段ボールを立て寒さをしのいでいます、国民の底辺の生活を知ってくださいというふうなことで、本当にまだまだ大変な方たちがいっぱいいるんだけれども、世間の中ではちょっとコロナが忘れられているというふうなことが非常にこの方たちを苦しめています。
 私たちは高校生への支援をかなりやっているので、高校生にも声を聞こうということで、つながっている高校生にアンケートを取りました。そういった中で本当に大変な声が聞こえてきて、例えば、物価高の中、企業等では賃上げが盛んに行われておりますが、私の母はコロナ禍で仕事を失職し、うつ病になりました、家計は大変苦しく、四月から私は高校三年生になり、下の弟たちも高一、中二、中一と入学を控えています、どうか私たちを早急に助けてください、よろしくお願いいたします。
 本当に、うつ病になられる方、すごく増えています。もうずっと追い詰められている中で大変な状況です。是非、本当にコロナ禍の、アフターコロナというふうなところで影響を受けた子供たち、家庭の支援ということを政府がしっかりやっていくんだと。
 先般、本当に、子供一人当たり五万円を困窮家庭に、子供たちに出していただくということを言っていただいて、本当に有り難いと思っています。あれで命がつながると、まあ何とかできるかなと思った子育て家庭、非常に多いです。ただ、ああいうものがいつ出るか分からないとか、本当に忘れられてしまったんじゃないかというふうに思っている方々非常に多いので、そうではないと、もう影響長引いているんだから、ちゃんと子供たちのことやりますよというふうなことを是非言っていただければというふうに思います。
 二点目、貧困層のみならず、準貧困層への様々な支援の拡充をということですが。
 本当に、政府の方で子供の貧困対策を非常にやっていただきまして、相対的貧困層への支援というのは充実しつつあると思います。高等教育修学支援の新制度で給付型の奨学金や学費の減免が出て、できて大学に行けるようになった子だとか、そういった方もいるんですけれども、実は多くの方々が、住民税は払っているんだけれども子育て世帯つらいという方たくさんいらっしゃるんですね。まあ私たちは準貧困層と言っているんですけれども、今ここに支援が必要ではないかと思っています。
 令和三年に内閣府の方で子供の生活状況調査というふうなことをやりました。これ、子供の貧困対策調査とも私たちは言っていて、私も少し委員に入ったんですけれども、ここでも出てきていたのが、真ん中ですね、本当に、等価世帯収入が中央値の二分の一未満というのが貧困層なんですけれども、そこも大変なんだけれども、等価世帯収入が中央値の二分の一以上だが中央値未満の言わば収入が中低位の水準の世帯でも多様な課題が生じていたと、後で少しお話ししますが、本当にこの世帯というのが大きな影響を受けています。また、収入水準が低い世帯では非常にコロナの影響が受けているというふうなことも分かりました。
 これがその世帯の所得なんですけれども、世帯の所得を並べると、実は一番多い、最も多いのは年収が一千万円以上の世帯なんですね。要は、十分な所得がある方たちが子供を産んでいるという層が一つありまして、そうではない方たちとの差が開いていると。参考までに令和三年に出た国民生活基礎調査の概況から見ても、本当に二〇二二年の児童のいる世帯の平均所得は八百十三万五千円、中央値でも七百二十二万円と非常に高いんです。これ、国民全体で、例えば高齢者を入れちゃうと五百六十四万円って平均所得低いんですけれども、高齢者以外でも六百八十五万円なんですね。要は、児童のいる世帯というのが、非常に所得が高い方々というのが一群いる中で、ここの格差というのが実はすごく開いているというふうに私たちも現場をやっていて感じています。
 これも国民生活基礎調査ですけれども、本当に実は高齢者よりも児童のいる世帯の方が生活が苦しいと思っている方が多いんですね。それから、もう全ての子育て家庭が生活苦しいと思っている方が非常に多いということです。
 要は、どこが苦しいのかというと、いわゆる貧困層よりちょっと上の層というのが物すごく大変な状況になっていて、ここが実はボリュームが多いんです。本当に中位以下の準貧困層というのが三六・九%ですし、二人親、一人親の支援というのがすごくいろいろやるんですけれども、実は二人親の支援ってすごくないんですね。そういったところで困っていらっしゃると。
 例えば、ここで例で挙げた方ですけれども、多子世帯では子供の教育費が家計に重くのしかかっています。非課税世帯でも大変だと思いますが、非課税世帯ぎりぎりの多子世帯、中間世帯は苦労しています。生活することで精いっぱいで、貯金する余裕もありません。子供たちと旅行にも行けません。ダブルワークで頑張っていますが、働いても働いても余裕がありません。何か対策をお願いしたいです。助けてほしいです。
 この方は、先ほどの困窮家庭の子供一人五万円というのは受けられないんですよ。子供が、お子さんが三人いるのか四人いるのか分かりませんが、本当に困窮家庭だったら十五万とか二十万入るものが、この方のところには入らないと。こういうところがすごく差になっています。
 本当に生活の苦しさというところでいえば、例えば準貧困層ですね、真ん中の薄いオレンジなんですけれども、公共料金の未払経験のある方が七%なんですよ。公共料金払えないって、生活が実は回っていないというふうな状況です。本当に中央値以下もすごく高いんですけれども、ここの層も一定大変です。
 例えば、子供たち、中学生にこれアンケートを取ったんですけれども、中学生に、進学したい教育段階は何ですかというふうに聞くと、中位以上は大学又はそれ以上というのが六四・三%なんですけれども、中央値の二分の一以上中央値未満という準貧困層の層ではここが三八・一%って大きな差が出るんですよ。本当に所得によってこんなに大学進学の差が出てくるんですね。
 これ何かといいますと、例えば、その同じ保護者に聞いたものなんですけれども、保護者の方でお子さんはどこのところまで進学させますかとか進学すると思いますかというと、高校までと答える保護者の方がいて、じゃ、何で高校までなんですかというと、まあ子供の希望とか学力とかいろいろあるんですけれども、要は、家庭の経済的な状況から考えて大学進学は難しいと、高校までというふうに考えている方が約三分の一いらっしゃるというふうな状況で、ここの御家庭の子供の教育というのが非常に厳しい状況になっています。
 本当に、例えば、経済的支援で修学援助ですとか児童扶養手当みたいなものがここの層は全く受けられないということで、本当に相対的貧困層に比べると支援が薄いです。
 先ほどのグラフに少し赤とブルーを出しましたが、その中央値二分の一未満の方たちというのには本当に様々な支援が始まりました。私どもがさせていただいている生活困窮の学習支援、生活支援事業みたいなものも、実はここまでなんですね。これをちょっと超えてしまうと、そこはちょっと対象外なので受けられませんみたいになってしまうんですけれども、実はその上の方たちというのが非常に苦しくなっていて、本当にここは、生活は何とか回っているので、本当に学習支援とか教育支援とか、塾代でもその受験料支援でもいいんですけれども、何かの支援をしてあげれば自立できるんですが、今ここがないので本当にどんどんと下に落ちていってしまっているというふうなことで、本当にこういったところで教育支援ということをやっていただけるとよいのかなというふうに思っています。
 あと、三つ目、やはり高校生への支援というのがどうしてもないと。
 本当に、児童手当が十八歳まで延びるということは本当に有り難いと思いますが、ここはすごく大きなところで、やっぱり高校出た後人生どうなるのかというので日本結構決まってしまうので、ここの支援ということをもっともっとやっていかないといけないと思っています。
 困窮な方たちに聞いた支援で、その一九%の子供たちが経済的な理由で志望校を諦めたと言っています。これは本当に、私たちアンケートを作るときに、もしかしたらこういう子もいるかもしれないからアンケートに入れてみようかといって入れたんですね。回答来たときに二割あるということは本当に驚いて、これは大変な状況になっていると。自由記述を見ると、本当に進学希望だったけれども就職に変更して家にお給料入れますとか、本当に物価高騰でどうにもならないので大学進学は諦めますみたいな声がすごくたくさんあるんですね。あとは、理系がすごく高いから理系を諦めて文系にしますとか、もったいない話がごろごろ出ているわけです。
 これ、高校生にも聞いてみました。高校生にも、ちょっとつらいかなと思ったんですけれども、私たちがつながっているということで、信頼関係が築けている中で答えていただければというふうなことでやりました。
 これ、三百四十九件の高校生が答えてくれたんですけれども、要は、受験校や学部や進学を変更したという方が九十八人、二八%いました。その中の半分が、経済的な理由で諦めましたというふうに高校生が言っているんですね。本当に入学に係るお金も用意することが厳しくて、入学後も多額の金額が必要になるので諦めましたと、下に弟、妹二人いるので経済的に大変になるから諦めたというふうなことで、本当に一般入試を乗り越える財力がなかったとか、厳しい状況が続いています。
 その子たちに、学習とか生活の困り事何でしたかって、高校のときに、何ですかというふうのを聞くと、とにかく学費を捻出するためにかなり苦しい生活をしなければいけない状況です、これ、高校の学費です、高校の学費を捻出するために苦しい生活をしないとか、お母さんがうつ病になったんだけれども高校生の子供の支援がないので苦しいとか、その下、お金が掛かることはしたくないので高校に入ってからは友達と遊ぶのも避けたいので友達自体をつくっていないって、こういう声、たくさんありました。お金がないので友達とできることもできないとか、本当に、その次の次ですかね、学校の先生の授業が分からないとかの後の、友達と休日や学校帰りの外食ができない、参加しても自分だけ我慢しているとか、大学進学するお金が必要だったため修学旅行は行かなかったとか、本当に高校生がなかなか支援がない中で非常に厳しい状況になっています。
 これ、私たちが支援をしている高校生は本当に立派な大学に進んでいくんですよ、国公立にも入ったりとかですね。それは勉強だけの問題じゃなくて、様々な情報を与えてあげるとか、励ますとか、応援するとかで上がっていくんですけれども、本当に、高校生頑張れって言っているだけでも大分違うと思っていて、やっぱり高校生の支援を何とかやっていこうということを是非言っていただければと思っています。
 それから、四つ目、本当に今後必要なのは学習支援や体験活動ということで、コロナで本当に食べるものが大変だというふうな中で、食の支援をやっていただいたり、やっぱりなかなか、子供が落ち込んでいるということで居場所の支援みたいなことを充実していただくということが、今、方法、方向として出ていると思うんですけれども、やっぱりその後で大事なのは学習支援ではないかなというふうに思っています。本当にやっぱり子供は本来は力があるので、支えてあげればどんどん自分で学んで進んでいくんですよ。ただ、今それがなかなかできない中で、ちょっとそこの応援というのをしてあげることがすごく重要だと思っています。
 これ、先ほど出したように、じゃ、子供や学び、生活の悪影響で何がありますかというと、体験活動が減ったというのと、勉強への意欲が低下したということが親御さんが一番感じている。言わば半分はそういう状況になっているということですね。
 これは、先ほどの内閣府の子供の生活状況調査のデータを私どもが少し変えたんですけれども、じゃ、子供は何がしてほしいと思っているか。
 中学生に、あなたはどういう支援があれば利用したいですかというふうなことを聞いたんですね。平日の夜や休日に過ごすことができる安全な居場所がほしいとか、夕御飯を無料で、安く食べられるとか、何でも相談できる場所というふうないろんなことを並べる中で、一番多いのは、勉強を無料で見てくれる場所なんです。本当にやっぱり勉強に困っていたときになかなか助けを求めるところがないと。やっぱりお金がないのでそういったところにつながれないとかというふうなことがすごく多い中で、ここの支援というのがやっぱり一番これから重要になってくると思っています。
 本当に、高校生に聞いても、本当に学習会が近場にないから行けなくて残念だとか、塾や予備校に通えない中で困っているんだけれども助かりますとか、本当に支援の場があれば本当に助かる子供はたくさんいると思うので、是非これを集中的に、NPOがやっているものを支援いただくとか、そういった形で学習支援ができるようになるととても子供たちも喜ぶのではないかと思っています。
 お時間がありますので、あとは少しお話を短くいたしますが、五番目、オンラインを活用し公的支援を広域で受けられる仕組みの構築ということで、私ども実はオンラインで、高校生の支援はオンラインで全国的にやっています。
 昨年でいえば、ここにありますように、二百三十六人の子供たちに、高校生に勉強の支援だとか受験の支援だとか、そういったこと、英語の支援だとかというのをやりました。これ非常に喜ばれておりまして、成果も上がっているので受けたいという人がたくさんいます。今年度の募集も開始しているんですけれども、まあ今年度、七十人ぐらいかなと思っているんですけど百七十人の応募があるわけですね。本当に受けたいんです。
 ただ、これがなかなか、今の行政の枠組みだと、超広域、都道府県をまたがるようなものというのが仕組みに入らないので、今は本当に企業の御支援とか民間の財団の御支援だとか、本当にクラファンでお金を集めてやっていくかみたいなことなんですけれども、こういう仕組みをつくらないとなかなかその高校生をその地域の小さい団体さんがやるということも難しいかなと思うので、こういったことができればいいかなと思っています。
 また、不登校ですね。本当に、これ今やるかどうかで本当に変わってきてしまうということです。本当に、有料のフリースクールとか塾に行ける子はいいんですけれども、そうじゃない子は本当に、おうちの中で引きこもってしまうと学びがどんと遅れてしまうので、メンタルとかが整って、いざ行こうかなと思ってももう追い付かないというふうなことになってしまうので、是非そこをお願いいたします。
 高校生も本当に大変なので、高校は義務教育じゃないから中退しようがないと言ってしまうとそこで終わるんですけれども、本当に高校中退した後の人生を考えたら、やっぱり高校中退しないで、不登校の子たちを支援して卒業させてあげるということはすごく重要だと思っています。
 最後に、本当に、高校生の話をいっぱいしましたが、高校生の後も大変で、高校を出た後、大学、短大、専門学校だとかフリーターになるとか就職した子だとか、こういった子の支援というのが本当にないんです。全くないんです。で、家庭を頼れない。だから、この子たちは、自分が何とか大学行ったけれども、後期の授業料心配だけど、親に授業料出してって言っても出してもらえないから自分でどうにかしなきゃって思うわけですね。本当に頼れる場所がまずないと。相談できる機能というのが今ほとんどありません。認定NPO法人D×Pさんというところがこういう層の支援をやられているんですけれども、本当にもう登録数が急増していて、今一万人を超える方たちが増えているとかいうこともあります。
 私たちも、支援をした高校生が大学とかに進むので、卒業後にどんな不安がありますかというと、本当に四年間の学費が払えるかどうかとか、独り暮らしでお金がまだ掛かりそうだけどその費用をどこから捻出しようかと心配しているとか、もう不安の声がどっと上がるわけですね。今はこれを受け止める場所がないので、やっぱりこういったことがすごく必要だなと思います。
 本当にたくさんお話しさせていただきましたが、私の方からは以上です。どうもありがとうございました。

発言情報

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発言者: 渡辺由美子

speaker_id: 34551

日付: 2023-04-12

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会