渡辺由美子の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(渡辺由美子君) 御質問ありがとうございます。
 本当に、子供が明るくなれなくなっているなというのがあって、子供って本来は余り何も考えずに無邪気に将来のこととか明るくなれればいいなと思っているんですけれども、そうではない子が増えていると。
 さっき阿部先生からのお話もあったように、本当にごく一部のお子さんたちというか上の子たちは、本当に留学したりだとか起業をしたりだとか、すごくいろんなことができるようになっている子たちがいる中で、ああいうのが成功モデルになっていて、勝ち組だとか、そういうふうになっていて、そうじゃない、本当に年収が六百万とか七百万の子たちは、そういうふうになろうと思ってもなかなかなれない中で明るくなれなくなっているので、本当に何かそんなことを気にせずに明るく人生生きられるんだよということを本当に言ってあげたいなと思っていて、世の中には本当にお金がなくても幸せな人もいっぱいいますし、本当に大学に行かなくても自分が好きな生き方をするということを肯定してあげるということがすごく大事で、本当に多様性を大事にしましょうとかと言いながら、実は本当にその多様性をどんどん認めなくなっているのかなというふうに思っていて、校則の問題とかもようやく最近少し始まりましたけれども、本当にいまだにもう他人と同じじゃないと物すごく罰せられるとかというふうな中で、子供はすごく窮屈になっていて、やっぱりそれを本当に緩やかにしてあげたいなと思うので、私たちは本当に学習会に行くと、もういいんだよ、いいんだよって、別に何でもいいんだよ、違ってもいいんだよとか、じゃ、好きなことは取りあえずやってみてとかって、駄目だったらまたやり直せばいいんだからとか、そういうふうなことをするんですけど、やっぱりそういうふうなことを誰かに言ってもらうだけでも全然変わっていくんですよね。
 本当に、だからやっぱりそういうふうなことをしてあげると、だから子供って本当に実は声掛けとかすごく大事なんですけれども、今ちょっと日本中が大変になってきていて、何か子供のことをやっぱり忘れられているかなみたいに思います。
 東日本大震災のときも、やっぱりすごく日本中が大変だったので、子供はそのときにはなかなか、じっといい子にしていたんだけれども、実はその震災後三年とか四年とかで、本当に、要は不登校が増えたりだとか出てきたように、やっぱり大変な時期って子供のことを見過ごしがちになるんですけど、そういうときだからこそ、いや、子供のことを一生懸命やろうというふうにするのが重要かなと思います。
 もう一点あるのは、本当に子供の声を聞くということで、こども家庭庁ができて子供の声を聞きましょうといったときに、いや、本当に聞いてくださるんですかというのはすごく問いかけたくて、子供の声を聞くというのは、ただ聞きました、はいということで終わってしまっては、子供にとっては自己有用感が下がるだけなのでもうやらない方がいいと私は思っていて、聞いたからにはちゃんと生かすということを、生かす努力をしなければ子供の声を聞いたということにはならないんですね。世界各国がみんな子供の声を聞いて、それでちゃんと制度をつくったり学校を変えたりとかということをしているので、やっぱり子供の声を聞きますと言ったからには本当に聞かないといけないと思います。
 私どもは、本当に、今日も資料に高校生の声をたくさん入れたのもそういう意味で、いや、子供はこうしてほしいと思っているんですということをやっぱり聞いていただいて、やっぱり子供が求めていることに、どれだけ実現させていくかということを、やっぱり政治が努力するかということが求められているのかなというのは思うので、是非、それをやっていただければ本当に子供は国に期待をするし、もっと声を上げようと思うし、自分の未来を切り開いていこうと思うので、是非そういうことをやっていただければと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 渡辺由美子

speaker_id: 34551

日付: 2023-04-12

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会