大橋弘の発言 (資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)

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○参考人(大橋弘君) 私でいいですか。ありがとうございます。
 まず、原子力についてなんですが、我が国がまだまだ輸入の資源を調達しなきゃいけない中で、国内での手札が一体何なのかということは、調達戦略上極めて重要だというふうに思います。この手札は多ければ多いほどいいと私は考えます。
 そのうちの一つとして、原子力というものが手札になるのであれば、私は、それはそれでしっかり国民の生活を守れる札にはなるのかなと思っています。その原子力、この場合、原子力が安いかどうかということよりは、それがしっかり代替的なものとして使えるのかどうかということがやはり資源調達の戦略上極めて重要だというふうに思っています。そういう意味での原子力の戦略的なそのカードとしての使い方というのは恐らくあるんじゃないかというのが一点です。
 二点目ですが、人の問題が私は非常に気になっています。これ、先ほど、二〇五〇年カーボンニュートラルと言った途端にCO2排出するものみんな手引いちゃうみたいな話をちょっとさせていただきましたが、同じ現象が多分原子力にも起こり得ると思います。つまり、人がいなくなっちゃうということだと思います。人の育成は相当程度時間が掛かるものである中において、多分、今、人材的には待ったなしの状況なのかなと。
 ここにおいて、我が国はどういうスタンスを示すかで今後の原子力を担う人がどういう形になるかというのは決まると、ほぼほぼ決まるというふうに思っています。そういう意味での国としての判断というのは極めて重要ですし、一回その判断を取ったら後はもう戻れないようなことも場合によってはあるというふうな感じを受けております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 大橋弘

speaker_id: 352

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会