半田滋の発言 (財政金融委員会、外交防衛委員会連合審査会)

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○参考人(半田滋君) 今回の安保三文書の中で七本の重点事項というのがあります。その中の一つに無人アセット能力というのが出てきますので、恐らくそれが一番近いのかなというふうに思います。
 やはり、世界の潮流としては無人兵器というものがどんどん増えてきているという現状がありますし、実際に、先ほど話題になりましたイギリスやイタリアとともに共同開発を進めている次期戦闘機についても、戦闘機だけではなくて、無人の航空機を手下として従えて、そしてそのそれらの無人の航空機が取った情報も束ねた上で攻撃に活用すると。そういった無人兵器を活用するというのが今もはや当たり前の軍事技術になっているということですよね。実際に、今ウクライナ戦争でもウクライナ軍が投入していると言われている無人の小型戦車のようなものがあって、これはロシアが喉から手が出るほど欲しくて、それを獲得したら賞金を出すまで話になっていると。そういった流れになっているということは我が国としても無視できないなということになってきたんだと思います。
 ただ、重要なのは、こういったAI兵器などを使っていったとしても、最終的な攻撃をするか踏みとどまるかの判断は人間がするんだというところにとどめておかないと、機械に任せていくと、今話題のチャットGTPでもそうですけれども、集めた情報を基にしてどんどん先に進んでいってしまうと、それが正しい正しくないではないんですね。機械というのはそこまでは、心がないわけですから、行くわけにはいきません。
 だから、我が国は特に憲法上の制約の厳しい国でありますから、専守防衛のスタンスの中でこういったLAWSというものがどんな使い方ができていくのかということを真剣に考えていくときが今来たのかなというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 121115372X00220230606_034

発言者: 半田滋

speaker_id: 737

日付: 2023-06-06

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会、外交防衛委員会連合審査会