天畠大輔の発言 (地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会、厚生労働委員会連合審査会)

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○天畠大輔君 代読します。
 れいわ新選組の天畠大輔です。
 障害者にとってのマイナンバーカードと保険証の一体化、保険証廃止の弊害について質問します。
 マイナンバーカードと保険証の連携に当たっては、別人の情報がひも付けられるといった事例など、その信頼性を欠くトラブルが相次いでいます。
 さらに、五月十七日の参議院地方デジタル特別委員会の参考人質疑では、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の事務局次長家平悟さんが障害当事者の立場から参考人として出席されました。マイナンバーカードと保険証の連携が、利便性の向上どころか障害者にとっては弊害となったり、医療からの排除にもなり得る危険性が述べられていました。
 デジタル庁に設置された検討会においては、障害者団体や入所施設、相談支援者に関する団体からヒアリングを行っていると伺っています。しかし、参考人の家平さんの団体やCIL関係の団体など、地域で自立生活を送る障害者へのヒアリングが明らかに不足しています。
 地域で自立生活を送る介助が必要な障害者は、個人情報の管理など、ごくごく当たり前のことをするのにも介助者の支援が必要になります。例えば、私は、金融機関の通帳やキャッシュカード、クレジットカード、保険証、障害者手帳は自分で管理していますが、手足が動かせないため、必要なときは介助者にカードを取り出してもらわないと利用できません。また、必然的に暗証番号を介助者に教えることになります。
 そういった状況でマイナンバーカードへの一体化を進めてしまうと、利便性を感じる方がいる一方で、個人情報が一つのカードに集約されることで、介助者とのマイナンバーカードの共有に不安を感じる方もいます。例えば、マイナンバーの管理は特定の介助者にしかお願いできないとなった場合、日常的に利用する保険証がマイナンバーカードになれば、介助者への共有をためらうのは当然だと思います。独り暮らしの障害者にとっては、もちろん家族による管理も困難です。
 河野大臣に伺います。
 政府は、マイナンバーカードと保険証の連携や保険証廃止を打ち出す前に、こうした地域で自立生活を送る障害者の声もきちんと聴取すべきだったのではないでしょうか。大臣の見解を簡潔にお答えください。

発言情報

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発言者: 天畠大輔

speaker_id: 21963

日付: 2023-05-31

院: 参議院

会議名: 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会、厚生労働委員会連合審査会