岩本桂一の発言 (経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会)

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○政府参考人(岩本桂一君) ただいま委員から御指摘のありましたとおり、今般の中国の輸入規制措置、これは科学的根拠に基づかない措置でございます。
 まず、WTOの場でございますけれども、中国がWTOの検疫に関しますいわゆるSPS協定、これに基づいて通報を行いました。これを受けまして、我が国は、九月四日、WTOに対して中国の主張に反論する書面を出し、これはWTOの全メンバーに回覧されております。また、今後、WTOの関連する委員会においても日本の立場をしっかりと説明していく予定でございます。
 また、日中両国が締結をしておりますいわゆるRCEP協定、これの緊急措置に関する規定に基づきまして、我が国は中国側に討議の要請も行ったところであります。中国がこの協定の義務に従って討議に応じるよう求めていきます。
 いずれにしましても、こうした取組を通じて、引き続き中国側に対して今回の措置の即時撤廃を強く求めてまいります。
 また、今委員から御指摘のありましたCPTPPに関しましては、そもそも中国の貿易慣行に関しましては様々な意見がございまして、厳しい目が向けられております。今回の中国の措置も、まさにこういった国際社会の疑念を裏付けるものだと考えております。
 CPTPPの加入要請に対する対応、これ自体は締約国のコンセンサスで対応する必要がございますので、我が国として個別の評価を述べることは差し控えたいと思いますが、ただし、締約国の間では、協定のハイスタンダードを維持するため、加入要請エコノミーの貿易に関するコミットメント、約束の遵守状況、すなわちこれまでのトラックレコード、これまでの行動を考慮することの重要性についても一致しているところでございます。
 この点も踏まえて、我が国としては、CPTPP各締約国とも緊密に意思疎通をしてまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 岩本桂一

speaker_id: 21485

日付: 2023-09-08

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会