滝波宏文の発言 (経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会)

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○滝波宏文君 中国の全国政協委員である周小平は、日本が放出を完全に停止しない限り、福島の福の字を変えて、福の字の左側、しめすへんをくるまへんに変えるべきだと提案したと報じられています。この字は、日本では携帯の電波が混雑するときを指すふくそうの輻の字に使われますが、中国では放射能を意味し、つまり、これからは福島ではなく放射能島と呼ぼうという全くけしからぬことを言っているわけであります。私の地元福井でも、そのように書かれてしまえば、放射能の井戸という意味になってしまいます。このようなとんでもない言動に対してもしっかり抗議し、積極的に打ち返していただきたいと思います。
 次に、中国依存からの脱却の必要性について伺います。
 中国がこれだけ非科学的なことを押し通してくる背景には、中国で不動産バブルがはじけて、大手不動産の恒大集団や碧桂園などが崩れてきたことがあるとの報道もあります。この不動産問題がトリガーとなり、中国が九〇年代、二〇〇〇年代の日米に続き金融危機に陥る可能性については、私が昨年博士論文を出版した本の中でも指摘したところでありますけれども、そういう社会経済の不安が広がる中で、対日強硬策によって何とか人民の意識をすり替えようという狙いだとも言われているわけです。
 トウ小平が語ったとされる韜光養晦、爪を隠し、力を蓄え、時機を待つ戦術そのままに、今の中国は、ついに蓄えた力を表にあらわにして、覇権的な台頭に邁進しています。国連海洋法条約に基づく南シナ海判決にも従わないなど、国際法を恣意的に解釈し、何かあれば今回のように非科学的な根拠で貿易を止めるようなことを様々な国に対してやってきています。
 傍若無人に振る舞う中国との経済取引について、その政治的リスクを今回の禁輸で改めて真剣に認識し、中国依存からの脱却を進めるべきでしょう。それが経済安全保障の根幹だと思います。
 もちろん一朝一夕ではできない中、岸田内閣で推し進めるDX、GX、デジタル化や脱炭素化のように、徐々に、しかし着実かつ迅速に移行していくことが必要だと考えますが、中国依存からの脱却について西村経産大臣にお伺いします。

発言情報

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発言者: 滝波宏文

speaker_id: 4777

日付: 2023-09-08

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会