猪瀬直樹の発言 (経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会)
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○猪瀬直樹君 今回、特に中国は自分には都合の悪い情報を隠して、根拠のないデマとか偽情報に基づいて確信犯的に攻撃を仕掛けてきているわけですね。これは言わば情報戦、思想戦。今回の情報はいわゆる台湾、情報戦というのは台湾有事にも備える前哨戦とも位置付ける必要があります。
大臣、御案内のように、「昭和十六年夏の敗戦」について僕お話ししましたけれども、前に、第一次世界大戦のドイツの軍司令官のルーデンドルフは、近代戦は武力戦と国民総力結集した経済戦と外交戦と、そして敵を宣撫し攪乱する思想戦だと、こう言っているわけ、もう百年前からそういうふうに言っているわけでありまして、さらに現代は、SNSの登場によって情報戦、思想戦というのが本当の一番大きな戦場になっているんですね、これは。一方でウクライナ戦争みたいに第一次大戦のざんごう戦もやっているんですけれども、一方で全く新しい戦争が始まっていると、こういう御認識をいただきたいと思っています。
この間、松野官房長官が四月十四日に、偽情報等に対する体制の整備について言及されて、この中で外国による偽情報等の拡散への対処能力を強化するための体制を内閣官房に整備すると、こう発表しているんですけれども、今回のSNSについての中国からの偽情報の拡散で、言わばこういう情報戦について、内閣官房がどういう実施体制でやってきたのかということをもう一度、磯崎官房副長官に聞きたいんですね。