田中健の発言 (安全保障委員会)
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○田中(健)委員 今、確かに言ったのは課題なんですけれども、その課題は恐らく前から言われてきたことでありまして。といいますのも、平成十七年の基本方針に既に、沖縄離島から避難のためには九州各県との連携が必要だ、そして整備が必要だと明記されているんですね。しかし、今も、令和五年になって、また同じようなことを、課題を掲げている。これは余りに現実性がないと私は言わざるを得ないと思っています。当時はまだ安全保障環境が今と違いますから、それほど緊迫性がなかったのかもしれませんが、今こういった意識が高まっているところでありますから、こういうときにしっかりと整備を進めていただきたいと思っています。
さらに、現実的といえば、国民保護の枠組み自体の問題になってしまいますけれども、近年の戦争に即しているかということですね。私は、とても言い難いと思っています。つまり、今の軍事的技術の進歩が反映されていないということです。
最近の戦争は、もちろん武力衝突はありますけれども、やはり、先にインフラやシステムの破壊、サイバー攻撃等により、先にそれが先行していることが言われています。その場合は、今の行政誘導の避難に偏重している国民保護の考え方では、事態の展開を予測するのが困難であったり、また、武力攻撃やテロと錯綜して様々なことが起きることで、かえって危険にさらしかねないというおそれがあると考えています。
現代の戦争に即した有事や緊急事態の想定事態の設定というのをどのように考えているのか、伺います。