青柳仁士の発言 (外務委員会)

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○青柳(仁)委員 今私が挙げた三つの例は、恐らく世界史の中でも相当おかしな発言ですよ。こういう発言に対して、今長々と御答弁いただきましたけれども、一言、こんなのは日本政府として受け入れられないというだけの話じゃないかと思うんです。それを、ずっと回りくどくいろいろ言って煙に巻く。
 そして、今、国際人道法違反という話もありました。人道援助をやりますというのは分かるんですけれども、人道援助は大事です、大事ですが、人道援助の前にまず停戦しないと、今日も現場で赤ちゃんも含む子供も亡くなっているわけですよね。一日でも早く停戦させなきゃいけないという状況の中で、目の前でけんかをしている人がいるところで救急箱を持ってきて、ここでいつでもけがを治せますからと言っているようなもので、まずそれを止めないことにはどうにもならないと思うんですよね。
 やはり、人道援助にしても重要は重要なんですが、あと、今の御答弁もそうですが、一貫して逃げているなというふうに思うわけです。場合によっては、外交において、逃げると言ったらあれですが、表現をぼかすことが妥当である、適当であるということもあろうかと思います。でも、先ほど来から申し上げているとおり、場当たり的に逃げ続けた先に日本の国の平和と安定はないと思うんですね。国際法をしっかり作って、その中で国際秩序をしっかりと守っていく、こういうことを日本がこういう機会にこそやっていくべきではないかというふうに思います。
 それから、最後ですけれども、こうした中で関連して一つ。
 先月、IPUという、百七十九か国の各国の国会議員が一堂に会して様々な国際問題について話し合う場がありまして、国会の代表団の一員として私も去年から参加させていただいております。その中で国連委員会の理事を務めさせていただいておりまして、今回は、ウクライナの問題でロシアが、そして、パレスチナの問題ではアメリカがそれぞれ拒否権を行使するということで、事実上、国連安保理は機能不全を起こしているということについて、極めて深刻な懸念が表明されておりました。
 日本はこれまで、今や国連の分断、対立を悪化させている拒否権行使の抑制ということについて、安保理の強化と信頼回復に、これを変えていくことが、抑制していくことが回復につながるということを主張してきております。また、常任理事国以外の加盟国による安保理の議論へのアクセスを向上させるということ、安保理の議論の透明性を高める必要性ということを訴えてきています。
 この方向性自体は私は賛成で、IPUの場でも演説で申し上げさせていただいたんですけれども、特に、今回、国連創設八十周年、未来サミットというのが開かれる中で、今、こうしたパレスチナ、ウクライナの問題もあって国際的な関心が極めて高くなっている中で、今までどおりの打ち込み方では何も動かないと思うんです。まさに異次元の打ち込みをここで考えていく必要があると思うんですけれども、大臣の意気込みについてお聞かせいただければと思います。

発言情報

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発言者: 青柳仁士

speaker_id: 9336

日付: 2023-11-10

院: 衆議院

会議名: 外務委員会