青柳仁士の発言 (外務委員会)

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○青柳(仁)委員 どうもありがとうございました。
 JICAの取組がどうこうというより、こういったサステーナビリティーの潮流というのは次の世界の競争ルールにつながってくる話だと思うんです。今、COPの中でも、ちょっと前までは、もうEVじゃないと駄目だというような論調が非常に多かったものが、ウクライナとロシアの問題が出てきたら、LNGと原発はグリーンであるとか、何か急によく分からない話になってきたりとか、地球温暖化、気候変動ということを対処しなきゃいけない。これはそうなんですけれども、そのルールをどうするかという話の中ではいろいろな政治性というのが出てきますので、これを後追い、後追いでやっていますと、日本は企業も国としてもどんどん追い込まれていくんじゃないかと思うんです。
 ですから、そのルールを作る、先んじて入っていくことが何よりも重要で、そのためには、今、民間企業はみんな待っていますけれども、こういう民間で取り組んでいる先進的な方々と話ができる共通言語、それがこのサステーナビリティー、JICAでいえば、全然まだまだ不十分だと思いますが、まずはサステーナビリティーだと思いますし、そういった取組もしっかり政府としてやっていくことが極めて重要だろうと思っております。
 時間もなくなりましたので、一問飛ばさせていただいて、ちょっと話を変えて、日本のアフガニスタン支援について御質問させていただきたいんです。
 二〇〇一年にタリバン政権が崩壊をしまして、その後、タリバンが政権復帰するまでの間、約二十年間、日本政府は約六千億円のお金を、これは税金ですね、アフガン支援に投じてきました。ところが、二十年間支援したんですが、私も現地にいたことがあるんですが、私が現地にいたときにやっていたプロジェクトはことごとく消滅しました。今は跡形もありません。
 当たり前ですね。ガバナンス支援とかをやって、例えば、財務省のお金の管理を教えるだとか、警察をトレーニングするとかをやっていたんですけれども、そんなものが全部なくなっちゃったわけです。タリバン政府になってしまってみんな全く違う仕組みになりましたから、成果がほとんど全部なくなったんです。
 これは、ですから、日本だけでどうにかなる問題ではもちろんないんですが、ただ、結果だけ見ると、六千億円を投じて成果はほとんどなかったんじゃないかと私は思っているんですが、このアフガン支援に投じてきた支援の成果をどういうふうに総括しているか。
 それから、今パレスチナ問題、ウクライナ問題等々ありますが、今後の平和構築や復興支援を行う上で、こうしたアフガン支援から得た点、どういう反省すべき点があるか、あるいは、今後に生かせるような点がある、そのように考えているかについてお伺いできればと思います。

発言情報

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発言者: 青柳仁士

speaker_id: 9336

日付: 2023-12-06

院: 衆議院

会議名: 外務委員会