原田祐平の発言 (議院運営委員会)
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○原田参考人 御質問ありがとうございます。
検査官会議は、会計検査院の意思決定機関であり、検査実施機関である事務総局を指揮監督しております。
そして、検査官会議を構成する三人の検査官につきましては、法律、行財政、企業会計、会計検査等に関して豊富な知識と経験をそれぞれ有することが望ましいというふうにされておるところです。
このうち、会計検査院出身者から就任する検査官につきましては、事務総局の指揮監督、とりわけ会計検査院の最重要任務であります検査報告の作成の最終段階における検査官会議での意思決定におきまして、今まで検査院で勤務していた中で培ってまいりました会計検査等に関する知識と経験、これを生かしまして、公正かつ的確な判断に貢献することが期待されているというふうに考えております。
これまでの勤務で行政の改革につながったものはありますかという御質問ですが、そのような検査としましては、平成七年に担当しました建設省のダム建設事業の検査が挙げられます。
当時は、政策評価制度もなく、公共事業は一旦動き出したら止まらないと言われていた時代でございました。そのような中で、地元の反対のため計画どおりに進捗していないダム建設事業につきまして改善が図られるように指摘したところ、私が検査を担当していた事業は休止となりまして、その後、中止となったということがございました。この指摘があった後、政府では公共事業の再評価という制度が制度化されまして、この再評価の結果によって公共事業の休止、廃止が行われるようになったということがございました。
仮に今回御同意いただき検査官に任ぜられた場合には、これまでの勤務で培った知識と経験を生かし、期待される役割に十分応えられるよう職責を果たしてまいりたいと考えております。