篠原孝の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○篠原(孝)委員 ちょっと矛盾する指摘というかサジェスチョンとかになるなと思いますけれども、表を見ていただきたいんです、お配りする表を。経産省が作った表をちょっと分かりやすくしたんですけれども、日本の国土面積と太陽光発電。これは一般の皆さんはよく分かっていないと思いますけれども、まあ、知られていない、みんながそれだけ宣伝していないからですけれども、いかに太陽光発電に日本は力を置いて、面積的に見たら大きいか。
 ここの上から四段目のところに、国土一万平方キロメーター当たりの設備容量、先進国で一番なんですよね。さすがに、下の太陽光の発電量のところは、それは、中国やアメリカ、国土の広いところが多いですけれども、一万平方キロメートル当たりの太陽光発電は二位のドイツの二倍になる。下の方のちょっと黒い囲みの中に行って、発電量は多くないですけれども、一万平方キロメーター当たりの発電量も相当多い。
 ここで大事なのは、日本は平地が少ないんですね。平地当たりにしたら、下から二番目ですけれども、平地面積一万平方キロメーター当たりの発電量は二位のドイツの三倍ですよ。満杯なんですよ。
 私、何か腹が立つんですよね、長野を見ると。これは農政とか農業を大事にされていないというのが分かる。平地の、住宅地のすぐ隣の何でも作れるという便利なところが太陽光発電に使われているんです。本当に、こんなばかなことをしている国は世界中にないと思いますよ。平らな土地が少ないのに。どうしているわけ。
 その次のページを、農林水産委員会じゃないんですけれども、見ていただきたいんです。ぱっと見て、数字だけ見て、眺めてみてください。この五十年、六十年で、農地面積が減る。一九五〇年から見ると、もう二百万ヘクタールが減っています。自給率も同じように減っている。
 つまり、何を申し上げたいかというと、一番上に農地面積を書いたのは、農地面積が減ったら作りようがないわけです。だから日本の農業は衰退するわけです。そこに、好きこのんで造っているわけじゃないんでしょうけれども、放置しておくよりいいから、太陽光発電でやった方がいいから、もうけられるからと。途中から、ソーラーパネル、ソーラーシェアリングと。ソーラーシェアリングというのがあって、上で太陽光発電で下は農業と。それはなかなかうまくいかないですよ。私は、平らな農地を太陽光発電にあてがうなんというのは絶対やっちゃいけないことだと思っているんです。
 さっき大臣が森林というのをちょっと言われましたけれども、森林も、緑も大事です。しかし、もっと大事なのは農地ですよ、貴重な。これを是非こういうときにちゃんとやっていただきたいと思います。
 それから次に、洋上風力発電。
 洋上風力発電、よくやっていますけれども、これも私はやっちゃいけないと。今日もNHKのニュースで東京湾に浮体式の洋上太陽光発電と言っていますけれども、日本の周りの海をみんな洋上風力発電などにするような感じで動いていると思います。だから、いかがわしい事件というか、変な、政治家も絡んだのが起きたりしています。
 これは、今、農地を押さえる以上に、所有者が明確じゃない。これは一度やっていますけれどもね。漁業権というのは物権に似たようなもので、きちんとしていないと、それを漁業者に渡さず誰でも彼でもできるようになる。すると、どうなるかというと、誰も所有者でもないから野方図に使っていいというふうになっていっちゃう。これは絶対に私は押さえなくちゃいけないと思いますけれども、そういう気持ち、大臣、おありになりますか。
 ここは相当抑制的にやらないと、日本の海、大臣の地元の、まあ、あそこらは航行が激しくてそんなのじゃないかもしれませんけれども、あの辺あたりもみんな、浮体式の太陽光発電とか、そういうのになっちゃうんですよ。それは絶対に避けなければいけないと思いますが、そういう気持ちはおありになりますでしょうか。

発言情報

speech_id: 121204080X00320231206_026

発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2023-12-06

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会