坂井学の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○坂井委員 自民党の坂井学でございます。
 私は、東日本大震災発災後、個人的に岩手県の大槌町の支援をしてまいりましたが、その中での私自身の経験に基づいて、今日はちょっと質問を何点かさせていただきたいと思います。
 大槌町と、支援をスタートした後、ひょんなことから、私の地元だったところでございますが、炊き出しに行った横浜市瀬谷区の仲間が漁師の方々とお会いをしたときに、船が欲しいということで涙されて、その涙に動かされ、結局、船を送ろうというような運動をいたしました。
 当時、三十二、三だったですかね、メンバーを中心に、瀬谷区の全域で募金活動を行って、募金箱も六百、七百置いて、そして、小学生にも協力してもらって、ブックオフさんと協力して、要らない本だとかゲームのソフトだとか、そういうのをブックオフに買ってもらって、募金を集めて、そして、三千六百二十五万円を二か月で集めて、それを自己資金、自己負担分として新おおつち漁協が定置網漁船を購入をした、こういう経緯がありました。
 瀬谷区の人たちが送ったので瀬谷丸と名づけて、今も操業されているわけでありますが、この一連の流れの中で私も漁協さんとつき合いができたわけでありますけれども、実は、この話の中も、初めに私どもが話しに行ったのは大槌漁協さんでありました。ところが、二〇一二年の一月に大槌漁協さんがいきなり破綻をしまして、そして組合員が約半分に減った形で、半分の組合員はもう漁業はやらないということで、要は脱退したということなんだろうと思いますが、半分ほどに縮小して、そして、新おおつち漁協というのが発足をして今に至っております。ですから、この瀬谷丸は新おおつち漁協に送った形になっているところでございます。
 これも四、五年前に話を聞いたのでありますけれども、新おおつち漁協は、大槌漁協そのものは、その前もなかなか問題があるところで、財政的には厳しかったということでありますが、震災で事務所もやられ、冷蔵庫もやられ、そして船もやられということで、震災でとどめを刺されて破綻をしたということでございまして、そこのメンバー、半分になったけれども、その半分で立ち上げたのが新おおつち漁協でありました。
 当時、ほかの港の漁協も同じような状況でございましたが、ここに、被災を受けた漁協は、通常の支援に上乗せをして、震災復興のための特別の支援、手厚い支援があったということを聞いております。ところが、この新おおつち漁協は、組合としては震災の後に誕生したということで、震災に関する支援が一切受けられていないということなんですね。
 元々は大槌漁協がありました。組合としては確かに違いますけれども、しかし、メンバーはみんな一緒だし、破綻をするまでということは、ほかの存続している漁協と比べても、より一層状況が厳しいということが容易に想像される中で、ここの漁協に対して震災関連の支援プログラムを、補助金等を充てないということを聞いて、これはおかしいなと思ったんですけれども、率直に、このお話をさせていただいて、土屋大臣の所感を、どうお考えになるか、お聞きをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 坂井学

speaker_id: 24099

日付: 2023-11-17

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会