山本左近の発言 (文部科学委員会)
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○山本(左)委員 大臣、ありがとうございます。
まさにこの基礎研究の重要性を御理解いただき、そして国際卓越研究大学、また並びに地域中核、特色ある研究大学総合支援パッケージの策定などにおいて、文部科学省として基礎研究を支援していただくということをお答えいただきました。
これが最後の質問になります。
私は、元F1ドライバーとして、非常に激しい研究開発により、しのぎを削る、最先端の科学技術によって造られた自動車でレースをしてまいりました。また一方で、この十年間は医療や福祉に携わって、その経験を基に、今回の東京工業大学、東工大と医科歯科大学の統合のニュースを見たときには、とても驚いたと同時に、これほどイノベーティブなことがこの日本で行われ、そしてわくわくする未来が切り開かれていくということの、その興奮が止まらなかったことを覚えています。
世界は人口増加している局面にありますが、同時に、新興国においては高齢化が進む、まさにグローバルエイジングの時代に入っています。超高齢社会の日本が、世界への役割として、この両大学の統合の効果で、これまで以上に医工連携が進み、また新たな発見や研究が加速され、イノベーションを起こすに違いないと期待をしています。
例えば、一つ例を挙げますけれども、これまでの東工大と医科歯科大学の研究の一つで超高感度加速度センサーというものがあります。このセンサーは、加速度センサーの市販のものよりも更に微小な動きを捉えることができ、そのミクロな筋振動の、我々の動きを計測することができます。この計測することができることによって、何が分かるのか。例えば、パーキンソンの患者さんの手の震え、この震えが、見た目によっては震えている震えていないが分かるんですが、しかし、人の目よりも更に小さなその振動をセンサーによって捕獲することによって、パーキンソン病の方の早期発見や、また歩行パターン、歩くパターンを計測することによって、またAIをかけ分析し、疾患の早期発見や治療効果の可視化について取り組む研究成果が発表されております。
今、一つこの例を挙げただけであったとしても、医工連携の重要性と、さらに、これからの未来の日本の、そして世界の人たちの豊かさと幸せにつながっていくことは間違いありません。
その上で、今回の統合について、文部科学省として、意義そして期待を教えていただきたいと思います。