中野英幸の発言 (法務委員会)
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○中野大臣政務官 お答えいたします。
法務省が運営をする国連アジア極東犯罪防止研修所、いわゆるアジ研では、長年にわたり、主にアジア、アフリカ等の発展途上国を対象とした刑事司法分野の人材育成を行ってまいりました。
アジ研の過去の六十年以上にわたる国際研修への参加は、百四十四の国及び地域に達しており、令和五年十月十二日時点で参加総数は六千四百四十六名であります。アジ研の卒業生の多くは自国の刑事司法分野において指導的な役割を果たしており、中には法務大臣、最高裁判所長官、検事総長等に就かれた方もおられ、強力なネットワークを構築いたしております。
犯罪のグローバル化が著しい今日では、国境を越えた刑事司法関係者による人的ネットワークは、経験や情報を共有する上で極めて貴重であり、国際協力の円滑化にもつながっております。
法務省においては、例えば、こうしたネットワークを生かして、本年七月に史上初となる日・ASEAN特別法務大臣会合の開催という成果を上げることができました。
また、今後、我が国に理解がある優秀な人材育成を一層力強く展開すべく、法務省では、ASEANとG7の法務、司法省等の若手職員を対象とした、法の支配の推進等について協議し、相互理解と信頼構築を目的としたネクスト・リーダーズ・フォーラムを定期的に開催をいたします。このフォーラムは、本年七月にASEANとG7の法務閣僚を招いて開催したASEAN・G7法務大臣特別対話で合意された取組であり、双方から大きな期待を寄せられております。
我が国がこれまで培ってきた知見を生かし、ASEANとG7の懸け橋となって人材育成に取り組むことで、我が国のプレゼンスを国際的に発信するとともに、我が国に理解ある優秀な人材の確保にこれからも努めてまいりたいと存じます。