斎藤アレックスの発言 (予算委員会)

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○斎藤(ア)委員 デフレ脱却、賃上げ、経済の再生、これはもちろん重要なことでございまして、我々も大賛成でございますけれども、そうではなくて、政府が示している目標が、これは絶対実現できないだろうとみんなが思っているのに、目標は堅持されてしまう。それで、財政が今後どうなるのか国民も分からないということで、私は不信が高まっているんだというふうに思います。
 先ほども少し申し上げましたけれども、この内閣府の試算、二〇二五年度は黒字だという試算ですね、楽観ケースでも赤字なわけでございます。この楽観ケースに関しては、企業のイノベーションとかを反映した全要素生産性の数字がバブル期並みの極めてバラ色の試算になっているのに、それを使っているのに、それでも二〇二五年度のPBは赤字だと試算をされているわけですね。それなのに、いまだに、黒字化をする、目標を堅持するということは、これは市場関係者もとても無理だろうと思っているのに、そうすると更に不信感が高まっていくと考えていますので、こういった建前と本音が何か分裂しているような言い方を続けるのは、私は本当によくないと思っています。
 十一月二十日の財政制度審議会の建議、これは様々な物議を醸していますけれども、この中で一つ言われていることでこれは当たっているというのは、やはり、日銀のイールドカーブコントロールの柔軟化によって、今後、金利が上がっていくだろうと。
 そうすると、国債の利払い費が増えていく、そして、国債の価格が下がると日銀の含み損が生まれて、日銀が債務超過になるかもしれない、それの補填はまた政府が税金でするのかとか、大変厳しい財政運営がこれから行われることが想定される中で、国民の不安が高まっている。それなのに、減税をするだとか、あるいは増税をするだとか、もう何がどうなっているか分からない。
 そういう状況で減税を言われても、誰も信用できない、安心して減税された分を使うことも難しいと思いますので、これはやはり、正面から真摯に財政状況を説明して、この状況をどう切り抜けていくのかということを示していかないと、何をしても不信感というのは高まっていくと思うんですけれども、総理、これからどうやってこの財政を切り抜けていくおつもりなのか、お答えをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 斎藤アレックス

speaker_id: 8488

日付: 2023-11-24

院: 衆議院

会議名: 予算委員会