鈴木馨祐の発言 (予算委員会)
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○鈴木(馨)委員 本当にこれからが、まさにそういった意味では大変大事な時期であろうと思います。是非、総理の危機感を持ったそうした指導力の下で、こうした状況が解明をされ、適切な対策が行われ、政治への信頼をしっかりと回復をする、そういったことへのリーダーシップを期待をしておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
この予算委員会の場、限られた時間の中であります。まさに今、先ほど申し上げましたけれども、内外の諸課題、本当の意味で山積をしている状況であります。そうした中で、今日はこの先、経済対策そして外交について質疑を進めていきたいと思っております。
まず、経済ということで申し上げたいと思うんですが、ちょうど今、長期金利もかなり乱高下をしている状況であります。恐らく、長い目で見れば、これから長期金利も先高感というものは否定ができないんだろうと思います。同時に、物価の状況についても二%を上回る状況が相当続いている。まさにこれは、これまでの日本の状況とは大きく変わる可能性がある、そんな状況ではないかと思っております。
ということは、やはり、これまでのデフレ下の状況であれば、確かに資金をある意味で供給をしていく、金融緩和をして財政出動していくことでマネーストックを増やしていく、そういったことでデフレ対策と同時に景気対策をしっかりと進めていく、こういった考え方も当然あったんだろうと思います。ただ、同時に、今何が起こっているのか。確かに、今、輸入物価を中心として、物価高、大変苦しんでいらっしゃる国民の皆様方もいらっしゃいます。そうした対応策を一刻も早くしっかりお届けをする、これは極めて大事なことだろうと思います。
ただ、同時に、我々、気をつけていかなくてはいけないのは、今のこの環境下でマネーストックを増やしていけば、当然、それは貨幣の価値が下がってしまうということです。貨幣の価値が下がり、そうすれば、物価高であったり、あるいは円安という結果を招きかねない。簡単に言うと、対策のやり方を間違ってしまえば、逆に、今の物価高の根っこのところを、更に火を注ぐことにもなりかねない。まさにそうした難しいかじ取りが今求められているのではないかと思っております。
そういった中でいうと、やはり今、我々としてしっかり進めていかなくてはいけないのは、一つには供給側をしっかりと変えていくということ。まさに、お金を注入をするということではなくて、お金をどう回転をさせていくのかということが、これからの経済の大きな柱に私はなっていくんだろうと思います。
そういったことでいうと、例えば供給サイドでいえば、人材であったり、あるいは資金、こういったことの回転をしっかり上げていって、新しいアイデアや、あるいはイノベーションのシーズとしっかりと結びつけていって、ある意味で経済が過熱をしやすい、そういった活性化された状況をつくっていく、こういった徹底した構造改革ということも私は同時にやっていかなくてはいけないし、そういう過熱しやすい経済をつくれない限りは、中央銀行や日本銀行も、金融政策の正常化、検討をすることもできないんだろうと思います。まさに、どうそういった方向をつくっていくのか、このことがこれからの数か月間、大きく問われていくんだろうと思います。
先般の補正予算、あるいはこれから当初の議論も進められていくと思いますが、経済対策、一連のこの流れの中で、総理としてどういう方向性で今考えられているのか、あるいは、その先にある日本の経済像、総理はどのようなお考えを持たれているのか伺いたいと思います。