岸田文雄の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岸田内閣総理大臣 委員御指摘のように、今、国民の皆さんが苦しんでいる物価高騰に的確に対応し、そして暮らしやなりわいを守る、これは大変重要なことでありますが、あわせて、来年から再来年に向けて、私たちの国はどんな経済を目指しているのか、こういった見通し、どんな経済の循環を目指すのか、こうした中長期的な見通しも明らかにしていくことが重要であると認識をしています。
私は、まずは賃上げ、これが重要であり、賃上げによって家計の購買力が上がり、そしてそれが消費に結びつく。そして、適度な物価高騰によって企業も、売上げあるいは業績、しっかり確保することができる。そして、それが新たな投資を呼び込み、次の成長段階に入り、そしてそれが再び賃上げにつながっていく。こうした経済の好循環、これを目指していかなければならない、このように考えています。
そのために何よりも大事なのは、物価上昇を上回る賃上げ、さらには可処分所得であるということを申し上げています。そのために、政労使連携して賃上げの努力を続けてもらう。
あわせて、政府としても、あらゆる政策手段を動員しなければならないということで、所得税、住民税の定額減税ですとか、あるいは賃上げ促進税制ですとか、価格転嫁対策ですとか、何よりも企業の賃上げの原資となる稼ぐ力をつけなければならないということで、供給力の強化、こうした政策を総合的に進めていく、これが政府の今の取組であります。
あわせて、成長分野への労働力の転換ということで、三位一体の労働市場改革など、生産性を上げる、こうした構造的な改革も進めていかなければならないと思います。
こうしたことを通じて、デフレ完全脱却、すなわち、単なるデフレ脱却だけではなくして、構造的な賃上げとそして活発な投資が牽引する成長型の経済へ変革をしていく、こういった見通しを立てることが重要であると考えております。