鈴木馨祐の発言 (予算委員会)
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○鈴木(馨)委員 まさにそうした対応をこれからも粘り強く取っていただく、そのことが大事だと思いますし、これはガザのみならず、ウクライナについても同様のことが言えるんだろうと思います。是非、この国際的な枠組みの中で、さらには、日米同盟等々の様々なパイプを通じて、そういった積極的な外交を展開をしていただきたい、改めてお願いを申し上げたいと思います。
こうしたことを申し上げるのも、やはり今、ガザであったりあるいはウクライナのことで目先が少し我々も見えていないところがあるかもしれませんが、やはりそうはいっても、今、依然として台湾海峡あるいは南シナ海、東シナ海、紛争の危険性ということでいえば全く変わっていない。むしろ、今、中国の国内状況を考えれば、以前に比べても危険性は増している可能性もあるんだろうと思います。
そういった危機感を持った上で、しっかりとした対応を私はしていかなくてはならないと思いますし、やはり、我が国の政治、一番政治の中で大事なことの一つというのは、台湾を含めた日本の周辺、東アジアで戦争を起こさせない、このための努力というものをしていく、このことが我が国の政治として一番大事なことではないかと私は確信をしております。
そういった中で、やはり今、台湾情勢を考えれば、やはり、平たく言うと、台湾有事、この一番の大きなプレーヤーというのは、確実にこれは習近平中国共産党総書記であるということは、私は依然否定ができないことだろうと思います。まさに、彼がどう判断をするのか、習近平総書記がどう様々なシミュレーションをするのか、その判断に、台湾有事が起きるかどうか、あるいは様々な軍事的なプレッシャーがこれから強まるかどうかということもそこに懸かっているんだろうと思います。
そのところで申し上げると、やはり今我々として考えていかなくてはいけないのは、二つのミスを私はなくしていかなきゃいけないと思うんですね。
一つは、やはりコミュニケーションミス、これはなくしていかなきゃいけないと思います。当然、有事の際には、思わぬ突発的な事態というものが引き金になる、このことは歴史が証明していますから、こうしたコミュニケーションについては常にこれは続けていかなくてはいけない、これが一つだと思います。コミュニケーションミスをなくす。
もう一つは、やはり習近平総書記の計算ミス、カルキュレーションミスというものをなくさせなきゃいけないと思います。まさにそれは、例えば、世界経済は中国に依存をしているから、最後は経済制裁を打てないんじゃないかとか、あるいは、何かあったときに日本やアメリカはコミットメントをしてこないんじゃないかとか、そういった誤解が、ある意味で台湾侵攻の可能性を高めてしまう可能性もあります。だからこそ、まさにそうした抑止力の観点からも、こうした計算ミスをさせない、そのことが最も今肝要なことではないかと思っております。
そういった中で、日中首脳会談等々もこなされてこられましたけれども、こうしたコミュニケーションミスと、そして習近平総書記の計算ミスをなくさせる、まさにこうした抑止の観点からどのようなこれから展開を考えられているのか、あるいはそういったところへの御所感はいかがなものか、是非総理の御見解を伺いたいと思います。