高良鉄美の発言 (外交防衛委員会)

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○高良鉄美君 ということは、明示的な同意の有無というと、もうあるということですね。
 そういうことでしたら、これは、辺野古の代替施設ができ上がっても普天間基地は戻ってこないのではという、そういった疑念が以前から何度もいろんな方が抱いてきたわけです。先日も、在日米軍幹部が、純粋に軍事的な視点からは普天間にいた方がいいと発言したことが報じられました。もちろん、新基地ができても普天間は返さないという趣旨の発言ではありませんでしたけれども、やっぱり返すつもりがないのかなと、そういう疑念が浮かびます。
 例えば、米軍の低空飛行訓練については、日米合同委員会合意において、国際民間航空機関や日本の航空法により規定される最低高度基準、それと同一の米国飛行高度規制を現在適用しているとしながらも、これを満たしてない低空飛行訓練はもう多々報告されています。
 また、二〇一五年に締結された環境補足協定ですけれども、これは、現に環境に影響を及ぼす事故が発生した場合について規定しているわけです。過去、何らかの原因で基地の土壌が汚染され基地の外に漏れ出てきたものというものは対象になってないわけですよ。だから、今の汚染の問題というのは随分あるわけですね。
 日本側に何の問題がなくても、米軍が約束を守らなかったり、そもそも合意に抜け道があったりということはこれまでも起こってきました。アメリカ側がそこをついて普天間を返さない理由にするのではという疑念を持つのも当然だと思います。
 これは推測ですけれども、辺野古を埋め立てて、埋立工事の数ある問題点にアメリカ側が異議を唱えないと、前回少し言われましたけれども、普天間を返さないことができるからじゃないかと。つまり、問題が起こったとき、最終的には、これは日本側の責任でこんなものを造ったんだと言うことができるから、普天間は、もうこの条件に合わないんだと、代替施設はですね、そう言って返さないということがあるんじゃないかと。で、補完的にまた普天間を残しておくとか、そういうことがあるということですね、あるのではないかと、まあそういうふうに私は思います。
 最後に、防衛省のハラスメントの再発防止策について伺います。
 三年ほど前にパワハラが報じられた陸上自衛官がいます。当時の記事によりますと、金銭管理ができていないやつは自衛隊失格と部下に言い放ち、貯金額やローン残高などが記された家計に関する書類を提出させた上、貯金が百万円未満の者や借金を抱えていた隊員を公衆の面前で罵倒したそうです。ほかにも、一分でも待たされると部下をどなりつけるなど、パワハラにまつわるエピソードが幾つも報じられています。その方はハカイダーと陸上自衛隊内では呼ばれていたともありました。
 この方が今年八月に師団長に就任しています。この人事ですが、パワハラの報道が事実でなかったということなのでしょうか、それとも、事実ではあったけれども、十分に反省したということでこういう人事になっているのか、お聞きしたいと思います、大臣。

発言情報

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発言者: 高良鉄美

speaker_id: 17859

日付: 2023-11-30

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会