山内智生の発言 (総務委員会)
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○政府参考人(山内智生君) お答え申し上げます。
NICTは情報通信分野を専門とする我が国唯一の国立研究開発法人でございます。長年サイバー攻撃に関する観測技術や対策技術の研究開発に取り組むなど、サイバーセキュリティー分野で国内でも有数の専門的知見を有しているというふうに考えております。このようなNICTが持つ知見を活用して、平成三十年の改正NICT法に基づき、ID、パスワードの設定に不備があるIoT機器の調査を実施してまいりました。
こうした取組を通じて一定の成果が上がっておりますが、依然としてID、パスワードの設定に不備があるIoT機器を標的としたサイバー攻撃が発生しているほか、最近ではID、パスワード以外のソフトウエアなどの脆弱性を狙ったサイバー攻撃も増えているなど、IoT機器を悪用したサイバー攻撃のリスクは引き続き高い状況にあると考えております。
こうした状況を踏まえて、今回の法案では、ID、パスワードの設定に不備があるIoT機器の調査を来年度以降も継続して実施可能とし、ID、パスワード以外のソフトウエアなどの脆弱性を有するIoT機器にも調査対象を拡充することとしております。
これにより、引き続き、NICTの専門的な知見を活用しつつ、取組を拡充し、年々巧妙化、多様化するサイバー攻撃に機動的に対応してまいりたいと考えております。