鈴木俊一の発言 (本会議)

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○国務大臣(鈴木俊一君) 上田議員の御質問にお答えいたします。
 まず、予備費についてお尋ねがありました。
 予算編成時に予見し得なかった事態が年度途中に生じた場合への対応として、御指摘の予備費の使用によるか、あるいは補正予算の編成によるかは、その時点における社会経済情勢を踏まえた上で最適な方法を選択し、実施していくべきものと考えております。
 その上で、予備費は国会による予算の事前議決の例外として内閣の責任において支出するものですが、予備費は予見し難い予算の不足に充てるため、予算の一部として国会で御審議いただいていることに加えまして、予備費の支出については、憲法、財政法の規定に従って事後に国会の承諾を得る必要があることから、財政民主主義に反するとの御指摘は当たらないと考えております。
 次に、補正予算の在り方についてお尋ねがありました。
 補正予算は、財政法第二十九条において、義務的経費の不足を補うほか、予算編成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出を行う場合などに作成することができるとされています。
 この点、補正予算はみだりに提出してはならないという旨の御指摘は、予算作成時に分かっていた事由に基づき補正予算を作成してはならないという本条文の趣旨を解説したものと承知をしております。政府としても、補正予算の編成を判断するに当たっては、引き続き本条文に基づき対応してまいりたいと考えております。
 最後に、近年の決算における不用額や繰越額についてお尋ねがありました。
 近年は、新型コロナの感染拡大や物価高騰などの予期せぬ事態に対し万全な対応を期するべく、必要かつ十分な予算を措置してきたところであり、結果として不用額や繰越額が大きくなっているのは事実ですが、未曽有の事態に対して国民の命と暮らしを守り抜く観点から、当時の判断は適切なものであったと考えております。
 その上で、個別事業の予算計上に当たっては、内容をよく精査の上、適切な経費の見積りに努めるべきものと考えており、引き続き、近年の決算の状況も踏まえながら、的確な予算編成に努めてまいります。(拍手)
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発言情報

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発言者: 鈴木俊一

speaker_id: 5579

日付: 2023-12-11

院: 参議院

会議名: 本会議