太田房江の発言 (予算委員会)

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○太田房江君 よろしくお願いいたします。
 最後に、金剛バス事業廃止問題についてお伺いをしたいと思います。
 大阪の南河内で路線バスを続けてこられました金剛自動車株式会社が本年十二月二十日をもってバス事業を廃止するということを発表されました。
 金剛バスが走りますこの南河内地域、資料八のとおりでございますけれども、この人口規模は実は十四万人おられまして、比較的大きな地域なんですけれども、ここには鉄道が存在しません。四つの自治体は、自治体の住民は、金剛バスが廃止をされるということで生活が成り立たなくなるということをおっしゃっていて、少し混乱が生じております。通勤、通学、通院、日々の買物、他地域からの観光など、全てにおいて多大な影響が出ることは間違いないわけで、まさにこの地域にとっては死活問題、大阪の死活問題であります。ここは楠木正成公や聖徳太子ゆかりの土地でもありまして、多くの文化財、そして歴史的な遺産もあるところなんですね。
 こういうところにバスの路線が廃止をされるということで、今ここにある十五路線のうち五路線は何とか確保しようというところまで議論が進みました。地元四市町村と運輸局、大阪府、金剛バス、近鉄バス、南海バスで今協議が進められているところなんですけれども、自治体コミュニティーバス方式ということで運行を続けようかというような議論ですとか、あるいは、それから、この五路線から外れる路線については、河南町など、これ小さい町なんですけれども、自治体自らが運行主体となって、自家用有償旅客運送など様々な検討、今行われているところなんですね。こうした当面の方針が示されたということは一歩前進ではあるんですけれども、不安は解消されておりません。
 国土交通省は、こうした問題を地域の協議に任せるということではなく、例えば既存のスキームでも赤字補填をするスキームはあるわけですけれども、これでは小さな町に大きな負担になってしまう、こういったことまで含めて是非配慮をしていただきたい。必要であれば新しいスキームも用意していただきたい。
 こういうことで、地域公共交通の在り方として、バス交通についても一定の方向性を示していただきたいと思いますけれども、国交大臣のお考えを伺って、私の質問を閉じます。ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 太田房江

speaker_id: 236

日付: 2023-11-01

院: 参議院

会議名: 予算委員会