上川陽子の発言 (外務委員会)

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○上川国務大臣 UNRWAにつきましては、我が国として、これまで、国連、UNRWA、そして関係国との間で様々なチャネルを使いまして意思疎通を続けるとともに、国連による調査、第三者検証の進捗、UNRWA自身の取組等につきまして注視をし、積極的にこのプロセスに関与、協力をしてまいりました。
 先週訪日されましたラザリーニ事務局長と私との会談におきましては、ガバナンス改善のための、UNRWAの取組としての全ドナー向けのアクションプランが説明されるとともに、日本との間の追加的な措置として、日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズムの設置や、女性のリーダーシップ層への参画の強化、WPSの視点も取り入れた研修の実施といった取組が示されたところであります。
 これらを踏まえつつ、ガザ地区の人道状況の一層の悪化、深刻化している状況の中で、我が国が主導いたしました安保理におきましての決議を始めとする国際的な責務、そして、疑惑を受けたUNRWA側の改善策に関する検討を行いました結果、我が国の支援によるプロジェクトの適正性の確保を図りつつ、拠出の一時停止を解除することにしたものでございます。
 ガザ地区の人道状況はまさに悪化の一途をたどっている状況でありまして、我が国が重視をいたしております人間の尊厳が脅かされている極めて厳しい状況にございます。
 先般決定をいたしました三千二百万ドルの緊急無償資金協力や、また今般の拠出再開による支援に際しましては、ただいま指摘しましたとおり、様々な視点を織り込むということでございますが、特にWPSの視点も取り入れて、そして、特に女子や子供といった脆弱層に焦点を置いた衛生分野におきましての物資供与等を実施する予定でございます。
 今回の意思決定につきましては、昨日、ムスタファ・パレスチナ首相兼外務・移民庁長官と電話会議を行いまして伝達したところでございますが、引き続き、各国、国際機関とも意思疎通を図り、国際的な理解を得る努力も行ってまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 上川陽子

speaker_id: 1920

日付: 2024-04-03

院: 衆議院

会議名: 外務委員会