上川陽子の発言 (外務委員会)
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○上川国務大臣 委員御指摘のイベントにおきまして発出された共同声明でありますが、核兵器禁止条約、被爆経験の共有、継承、第四回国連軍縮特別総会等について言及があったと承知をしております。
その上で、核兵器禁止条約についてでありますが、核兵器のない世界への出口とも言える重要な条約でありますが、この条約には核兵器国は一か国も参加をしておらず、いまだその出口に至る道筋は立っていないというのが現状でございます。こうした中におきまして、我が国は、唯一の戦争被爆国として、核兵器国を関与させるよう努力をしていかなければならないと考えております。
また、被爆の実相に関する正確な知識を持つということにつきましては、核軍縮に向けましたあらゆる取組の原点として重要と考えております。唯一の戦争被爆国である我が国といたしましては、引き続き、被爆の実相の正確な理解を世代と国境を越えて促進してまいりたいというふうに考えているところであります。
加えまして、第四回の国連軍縮特別総会につきましては、例年、国連総会において関連決議が採択をされてきているところでございますが、国連軍縮特別総会は一九八八年を最後に開催をされていないのが現状と承知をしております。
こうした状況におきまして、我が国といたしましては、既存の核兵器不拡散条約等を通じまして、核兵器のない世界に向けての現実的かつ実践的な取組を継続、強化してまいりたいと考えております。