伊藤信太郎の発言 (環境委員会)

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○伊藤国務大臣 お答え申し上げます。
 生物多様性の損失、これは生態系サービスの低下という形で、既に我々の生活に多大な影響を与えていると思います。人口減少や高齢化の影響によって、手入れ不足の森林においては、水源涵養や防災、減災等、森林の多面的機能が十分に発揮されていないことが懸念されております。また、さらに、湿原面積の大幅な減少により、湿原が持つ洪水調整機能も減少傾向にあると考えられております。
 また、里地里山においては、耕作放棄地や利用されない里の山林が鳥獣の生息にとって好ましい環境となることや、狩猟者の減少、高齢化で狩猟圧が低下することによって、今お話がありましたけれども、ニホンジカ、イノシシの個体数が著しく増加するとともに、生息域は拡大し、生態系への影響や農林業への被害の更なる深刻化などが想定されております。
 私たちの暮らしは、考えてみれば、食料や水、気候の安定など、多様な生物が関わり合う生態系から得ることのできる恵みによって支えられている。もっと言えば、私たち自身の存在も生態系の一部であります。こういう健全な生態系を確保することで、自然が安定し、変化に対するしなやかさを持ち、将来にわたりその恵みを受けることができるようになるものと認識してございます。

発言情報

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発言者: 伊藤信太郎

speaker_id: 3302

日付: 2024-03-22

院: 衆議院

会議名: 環境委員会