篠原孝の発言 (環境委員会)

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○篠原(孝)委員 サーティー・バイ・サーティーですけれども、僕なんかそんなに勉強していなかったから、バイと英語で出てきたら、何々によりという動詞しか頭に浮かばないですよ。伊藤さんなんか、ちゃんと勉強されたから分かると思う。バイが何々までにというのは、そこまでバイに意味がある、分かると言っている人は相当受験勉強をした人じゃないかと思います。二〇三〇年までに三〇%で、分かる人がどれだけいるんですかね。
 国際会議ではどんどん使ってくださいよ、英語で。英語でどんどん議論してくださいよ。我が日本国民にサーティー・バイ・サーティーなんと言うのをやめてください、そんな。二〇三〇年までに三〇%、地域を指定して自然を守っていくんだ、何でそう言わないのかと。僕は、そういうセンスを疑うんですね。
 だから、糾弾しているんじゃないんですよ、要するに、そうやった方がいいですよと言っているわけですよ。長野の田舎にいて、サーティー・バイ・サーティーなんといって、何か三十が三十を買うのかといって間違われたりしますよ。絶対、三〇年までに三〇%なんて、すぐ分かる人はほとんどいないと思います。
 次に、自然保護官とかがいて、環境行政は大事になっていって、だから、どんどん増やしていっていいんですが、資料を見てください、ちょっと。環境省と林野庁の地方支分部局。
 私は、農林水産省に三十年いました。農林水産省の組織の中で、いろいろな、食糧事務所、統計情報事務所、営林署、つくばの研究機関、駄目だと思います。僕は、優れた組織は二つあって、これは絶対維持しなくちゃと思っていたのが研究機関です。どうしてかというと、研究者は一生懸命研究している。それはすぐ役に立つ研究じゃないですけれども、一生懸命やっている。
 独立行政法人にして、自分で特許でもうけてやっていけという議論があったんです。ダイオードの関係で、企業で研究者が訴訟を起こしたりしていますね。
 それで、財務省の突っ張った主査や主計官と議論したときにこう言ったんです。実際、そうなんですよね。つくばの研究者は、自分の研究したものでお金をもうけて自分によこせなんというのを考えたこともないと言うんです、自分の研究がどこでどのように使われようと、なるべく早くみんなに使ってほしいだけだ、一生好きな研究をさせていただいていて、こんな幸せなことはないので、お金をよこして、それでなんて、そんなことは考えたことがないと言ったら、財務省は、だから、企業感覚がないから、お金がないから農林水産省は国のお世話にばかりなっているんだとぬかしたので、相当優しい私がでっかい声で怒りましたけれども。
 次に、林野です。山を守っている。
 皆さん、田舎で生まれ育った人たちはお分かりいただいていると思いますけれども、だんだん少なくなっちゃって分からないかもしれませんけれども、東京へなんか、大阪とか名古屋、都会へなんか誰が行くかと。行きたい気持ちもあるんだけれども、ここに生まれて育ったんだから、ここで生きていかなくちゃいけない。おやじもおふくろもいるし、じいちゃん、ばあちゃんもいる、俺がいなくなったらどうなるんだと。しかし、農業、林業だけでは食っていけない。
 じゃ、どういう道を選ぶんですか。就職先を探す。民間企業はろくなのがないですよ、山の中へ行けば。海岸端だったらまだ多少あったかもしれない、工業地帯にね。ないから、国の地方支分部局に就職するんです。物すごく立派な人たちが農林水産省の地方支分部局の職員になっている。
 同じ地方支分部局の職員でも、最初はいいんですけれども、食糧事務所というのがありました、食糧事務所で働いていた人たちにはちょっと悪いんですが、これは権力行政で、米をどこかからどこかへ持っていくと、一等米だ二等米だと検査するようになったら、だんだん役人的になってくるんです。ところが、林野庁の職員の皆さんは、あちこち山を回って、ここの木は切って、ここはこうしなくちゃというので、山を守るというので、そういう意識でずっとやってきているんです。それを要らないと。がんがんがんがん削られて、六万騎とか四万騎とかいっていたのに減らされて、この右側、これだけになっているんですよ。それで、環境の仕事が増えているからということで、環境の地方事務所をつくる。
 ここからですけれども、また提案ですが、私の質問なんかはほとんど提案なんです。新しくやって新しく採用しているというのもいいんですけれども、まだ残っているので、林野庁でずっと働いてきた人を自然公園の管理人にするとか、もうやっているはずだと思うんですけれども、そういうことをやっていただきたいと思います。
 もっと言えば、各省庁、霞が関はヘッドクオーターはみんな違うんですが、市町村に行くと一緒なんです。片っ方の役所は、例で出しますと、二〇一九年に大洪水が起きたんです。新幹線がぷかぷか浮いたのを皆さん覚えていますか、世界中にぶざまな姿をさらしたのは僕の選挙区のところですね。だからというので、遊水地。六十年に一回の大水害なんです。三か所造って、七十ヘクタール、五十ヘクタール、三十ヘクタールのところを、七メートル穴を掘って、そこにいざというときに水をためる。千曲川河川事務所、国土交通省河川局はそれしか考えていないんです。
 分かりますか。七十ヘクタール、六十年に一回の水害のために、そのままほっておくというのはどうかしていると思います。当然、僕じゃなくて、地元でも、そんなのはもったいない、七十ヘクタール、それは、水害のときは水を入れていいけれども、農業に使わせてくれと。なかなかうんと言わないんです。こういうふうになるわけです。だけれども、中野市になればそうしてもらいたいわけです。一緒なんです。分かりますか。片方は水害防止だけ、片方は農業振興だけ。地元は気づく。だけれども、国土交通省の方はなかなかうんと言ってくれない。私が質問して、一年か二年ぎゃあぎゃあ言って、ぎゃあぎゃあは言っていない、優しく説得して、そして通達が出て、また、それは僕が譲ったんですよね。皆さんすぐお分かりになると思いますが、遊水地は川の外なんです。だから、いいと。ところが、なぜ千曲川河川事務所、河川局が恐れるかというと、川の中の河川敷を農業に利用させてくれと言われてきたらバンザイなんです。ほったらかしになっている。これは、皆さん、何でいうかというと、あそこは自然共生サイトにもなっているんですよ、水と土の接点で。環境がいいんです。水があるし、緑があるし、あれはまさに環境省と国土交通省の接点のところなんです。
 つまり、地方支分部局に行ったら一緒にやった方がいいんです、絶対に。森をどうこうと、いっぱい森を指定していますけれども、それは環境省だけでやる必要はないんです。林野庁の知識をかりてやればいいんです。
 今まで余りやってきていなかったかもしれませんが、今までも配転、何だかんだ農林水産省は人が多いから、あるときに仕事を失う。だから、ほかの省庁に行ったりしているんです。国鉄の職員が違う各省のところに配転されていったりしているのがある。この場合は是非そうしてやっていったらスムーズにいって、総務省の行管、定員部局に要求するときも、是非そちらの知恵を欲しいのでこっちにと言ったらすんなり通って、もっと速やかに統合が行われていくんじゃないかと思います。
 それで、ちょっと場所が違ったりしていますけれども、現場は同じなんです、現場は同じですから。ちょっと工夫すれば幾らでもできると思います。考え方が一緒なのは、九州の、知りませんけれども、調べてありませんけれども、国土交通省の整備局だとか経産局というのは多分福岡にあるんじゃないですか。だけれども、農林水産省も環境省も、それは真ん中にというので、地方ということで熊本に置いてありますよね。そういうので、発想は同じだと思うんです。これをやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2024-03-29

院: 衆議院

会議名: 環境委員会