齋藤健の発言 (経済産業委員会)
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○齋藤(健)国務大臣 まず、水素の位置づけですが、二酸化炭素の排出削減と我が国の経済成長を共に実現をするGX、これに向けましては、鉄鋼や化学、商用車といった脱炭素化が難しい分野において、低炭素水素等の利用、これを促進することが必要であります。
また、再エネの変動性を補う調整力や供給力を確保する観点から引き続き重要な火力発電についても、カーボンニュートラル実現に向けては、低炭素水素等の利用を促進すること、これが必要であると考えています。
このため、今回、水素社会推進法案における支援措置を通じまして、これらの分野において、低炭素水素等の需要と供給、この双方を立ち上げて、GX実現に向けて取り組んでいくこととしているところであります。
CCSの位置づけについても御質問がございました。
二〇二三年七月に閣議決定されましたGX推進戦略におきましては、二〇五〇年カーボンニュートラルを実現する上では、安価で安定したエネルギー供給によって国際競争力の維持や国民負担の抑制を図りつつ、徹底した省エネ、再エネの最大限導入などに加えて、水素、CCSなどあらゆる選択肢を追求するとされ、CCSも位置づけられています。
CCSの役割につきましては、鉄鋼や化学などの産業や発電、低炭素水素等の製造における脱炭素化手段として利用されることが想定をされます。
海外におきましても、各国がカーボンニュートラルの宣言をする中で、近年、予算や税制などCCS事業に対する様々な導入支援制度を設けるなど、CCSの導入加速化に向けた動きが見られるところであります。
そうした中、我が国におきましても、こうした世界の動向を踏まえつつ、二〇三〇年までのCCS事業開始に向けて事業環境の整備を積極的に進めていきたいと考えているところであります。