井上博雄の発言 (経済産業委員会)

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○井上政府参考人 お答え申し上げます。
 委員御指摘のアンモニアを安全に取り扱うノウハウ、パッケージでございますけれども、一九七〇年代以来、発電所では脱硝用途でアンモニアを取り扱ってきた実績がございます。アンモニアの受入れ、輸送、取扱いにおいて、日本は安全に利用するノウハウを有しており、蓄積も極めて高いと考えております。
 加えまして、アンモニアを発電分野などにおいて燃料利用するための鍵となるのが燃焼技術でございまして、アンモニアは窒素を含む物質であるため、燃料利用に当たっては、大気汚染物質であるNOxや温室効果ガスである一酸化二窒素の排出を抑制しつつ利用する必要がございます。また、燃焼速度が遅く燃えにくいため、未燃分を抑制する燃焼技術の開発が必要でございます。
 日本では、これらの課題を解決できる燃焼技術の開発を進めてございまして、グリーンイノベーション基金等で、既に、商用運転中の発電所の実機を用いて大規模な実証を行う予定、こういう段階に至っております。大規模実証の結果、開発された技術が実際の発電所に適用可能であることを確認できれば、御指摘のとおり、アジアを中心に、グローバル市場において優位性を確保できると考えてございます。
 また、優位性を確固たるものとするべく、発電所での燃料アンモニア利用時のNOx値あるいは未燃アンモニア分を計測する運用の国際標準化に向けまして官民一体で取り組んでおりまして、こうした技術の強みを産業競争力にもつなげていければというふうに考えてございます。

発言情報

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発言者: 井上博雄

speaker_id: 28861

日付: 2024-04-03

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会