岡本三成の発言 (経済産業委員会)
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○岡本委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
本委員会は、去る十二日に、経済産業等の実情調査のため、石川県において視察を行いましたので、その概要について御報告申し上げます。
本視察は、本年一月一日に発生した令和六年能登半島地震による被害・復旧状況等について、調査を実施することとしたものであります。
参加委員は、理事小林鷹之さん、鈴木隼人さん、松本洋平さん、山下貴司さん、荒井優さん、山岡達丸さん、守島正さん、中野洋昌さん、委員笠井亮さん、鈴木義弘さん、そして私、岡本三成の十一名であります。
このほか、現地参加議員として、西田昭二さん、近藤和也さんが参加されました。
今般の地震においては、住居を始めとする建物、道路、上下水道などあらゆる生活基盤に甚大な被害がもたらされ、人々のなりわいを始め、経済活動にも多大な影響が生じております。
ここに改めて、今般の地震において尊い生命を失われた方々に対し、心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災され、今なお厳しい生活を送っていらっしゃる全ての方々に対し、お見舞いを申し上げます。
それでは、調査の概要について御報告申し上げます。
まず、珠洲市の視察現場に向かうバスの車内におきまして、金田副市長から、被害や復旧の状況等について説明を聴取するとともに、珠洲商工会議所の袖事務局長から、市内の経済状況について説明を聴取いたしました。
その後、珪藻土を使ったしちりん等の製造を手がける株式会社鍵主工業において、鍵主社長から、事業所及び従業員の被災状況等について説明を聴取するとともに、事業の再建に向けた課題等について、意見交換を行いました。
あわせて、珠洲市における応急仮設住宅の建設現場を視察し、建設や入居等の状況について説明を聴取するとともに、恒久的な住まいの確保に向けた課題等について伺いました。
次に、輪島市において、まず輪島市役所で中山副市長から、被害や復旧の状況について説明を聴取するとともに、被災された方々に対する支援の現状及び課題等について、意見交換を行いました。
その後、輪島の伝統工芸品である輪島塗の仮設工房を視察し、入居者の方々の活動の再開状況や、今後の展望等について伺いました。
また、輪島港、輪島朝市及びわいち通りにおいて、地震に伴う海底隆起や、地震直後に発生した大規模火災による建物の焼失といった甚大な被害状況を視察し、生活の再建や、輪島の伝統あるなりわいの再生に向けて厳しい状況にあることなどを伺いました。
次に、七尾市の中能登農道橋を視察いたしました。この橋は、能登島につながる二つのルートのうちの一つで、現在も通行止めの状況が続いており、生活や事業活動に影響が生じております。橋には段差や亀裂が生じており、完全な復旧には三年程度を要することなどを伺いました。
次に、内灘町の西荒屋地区における液状化の現場を視察し、川口町長から、多数の住宅が被害を受けている現状等について説明を聴取するとともに、地面の隆起やひび割れなど深刻な被害状況を目の当たりにいたしました。
最後に、石川県庁におきまして、馳石川県知事から、石川県内の被害及び復旧の状況についての説明を聴取するとともに、生活やなりわいの再建に向けた支援の在り方や、能登の魅力を生かした創造的復興に向けた課題等について、意見交換を行いました。
以上が、調査の概要であります。
今回の調査では、今般の地震が、生活や事業活動におけるあらゆる場面において甚大な被害をもたらしており、被災地の再生に向けては、年単位の取組が必要であることを改めて認識いたしました。
同時に、被災され、厳しい状況にありながら、前を向いて生活の再建やなりわいの再生に力を尽くしておられる方々が数多くいらっしゃることも認識いたしました。
当委員会といたしましても、人々のなりわいの再生を始め、社会経済活動の再生が着実に進むよう、継続的に取り組んでいく必要性を痛感した次第であります。
最後に、視察に当たりまして御協力をいただきました関係者の皆様に深く感謝の意を表しまして、御報告とさせていただきます。
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