谷田川元の発言 (国土交通委員会)

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○谷田川委員 ちょっと正面からお答えいただけなかったと私は思うんだけれども、この問題も四者協議の場で小泉成田市長が取り上げると言っておりますので、先ほどの東和泉、新川地区の問題と、ほかにも地区はあるかもしれないけれども、それからこの下総の高倉地区のような問題、これは是非、四者協議の場でしっかり議論して、小泉市長が言うような要望が実現するように私は尽力いただきたいということを重ねて強く要望させていただきます。
 じゃ、次の横田空域について質問させていただきます。
 せんだっての月曜日、決算委員会で、私、斉藤大臣ともやり取りをさせていただきました。皆さん、資料三を見てください。
 過去に私、二年ほど前から、二〇〇八年の六月の当時の冬柴国交大臣の下の鈴木航空局長は、全面返還に向けて関係省庁と協議して努力してまいりますと、はっきり全面返還という言葉をうたっているんですね。ところが、二〇〇八年の九月に第八回目の横田空域の返還が行われて以降、政府は全面返還という言葉を使わなくなったんですよ。おかしいじゃないですか。私が質問主意書を出しても、何ら変わりないということだったので、この間、決算委員会で指摘したんですが、その結果、一応、政府の統一見解というのが資料三に出てまいりました。
 いわゆる横田空域については、全面返還という文言は、あたかも当該空域を米側に提供していると誤解を与えかねないため、政府として、当該空域を一元的に管制できるようにという文言を用いるようになったと。
 これはある意味で、私は、政策変更と認めたんですよ。表現は違うといっても、やはり大きいですよ。皆さんもそう思いませんか。全面返還というのと一元的管理を目指しますというのは、何となくトーンダウンしたと思いませんか、皆さん。まさにこれは政策変更ですよ。でも、こうやって統一見解を出していただいたのでいいんだけれども。
 それで、ちょっともう時間がないので、今日は外務省の方、おいでいただいたんだけれども、時間があれば最後にやるけれども、大臣、政府の方針に何ら変わりないとこの間おっしゃったけれども、大臣は正直に、大臣就任以来、アメリカ政府高官と何回か会談しているけれども、横田空域について話題にしたことはないと。話題にしないこと自体、私は、何か方針が変わってしまったと思うんですよ。少なくとも、全面返還に向けて努力する、やはり、たゆまぬ努力が必要だと思うんですよ。英語で、たゆまぬ努力はノンストップエフォートと言うそうですよ。残念ながら、二〇〇八年の九月に返還されてから何か努力がストップしてしまった、私はそういう認識なんですよ。
 もう一つちょっとつけ加えると、三ッ矢憲生衆議院議員、御存じですよね。運輸省にお勤めで、自民党の衆議院議員だった方、あの方がこうおっしゃっているんですよね。月刊日本という雑誌の三月号に、「日本の空であるにもかかわらず米軍の指示に従わなければならないということは、アメリカに空を占領されている」「ことであり、日本の主権が侵害されているということです。日本人は戦後、アメリカから独立したと思い込んでいますが、実はいまも占領状態が続いているのです。」ここまではっきりおっしゃっているんですよ。恐らく、自民党の議員の方も同じような思いをされている方は多いと思いますよ。
 だから、大臣、二〇〇八年当時と政府の方針に何ら変わりないというのならば、やはり国交省の総力を挙げて、横田空域、返還してもらうためにはどうしたらいいか知恵を絞るべきだと思うんですが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 谷田川元

speaker_id: 21282

日付: 2024-05-24

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会