古川元久の発言 (災害対策特別委員会)
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○古川(元)委員 進んでいないとは言いませんけれども、やはり、先ほど、要支援者の避難計画、これは前にも質問させていただいたことがあったと思いますが、計画を作りなさいとは言われていても、ほとんど作られていないんです、実際に。ですから、いや、そういう状況の変化に対応してやっていますよ、指示はしていますよと言っても、実際にそれが現場のところ、特に、こういう災害というのは、やはり、起きたところでまさに人がいるわけで、そのときにちゃんと命が救えなければ何の意味もないわけです。
ですから、そういう意味では、政府がやっていると言うけれども、いろいろなことは、例えばマイ・タイムラインなんかも、促していますと言いますけれども、全然、認知もほとんどされていないとか。そういった意味では、やはりこれは全然進んでいるとは言えないと思うんですね。
ですから、この災害対策、防災対策というのは、国民一人一人の意識までちゃんと落ちて初めてなされているということであって、政府の方だけで書いていればそれで済むというものじゃないですから、もうちょっとやはりそこは大臣も、文言だけじゃなくて、現場はどうなのかということをよく見ていただきたいと思います。
さてまた、先日、東日本大震災から十三年目の三月十一日を迎えましたけれども、東北の被災地というのは、被災当時から既に、今全国各地で起きている人口減少と高齢化、これが同時進行しておりまして、被災地は近未来の日本の姿だというふうに当時も言われていたんですね。
ですから、当時は私は与党の側にいましたけれども、やはり被災地の復興に当たっては、被災した町を単に元に戻すという復旧じゃなくて、将来、人口減少と高齢化が同時進行する、同じような状況に直面するほかの地域の活性化のモデルになるような、そういう復興の姿を目指していましたけれども、ただ、では十三年たって現状どうかというふうに見ると、震災前の人さえ戻らず、人口減少と高齢化というのは更に深刻化している。それから、あの震災がより加速させてしまって、本当はもっと時間をかけて人口が減る、あるいは高齢化が進むのが、あの震災によって一気にこれが加速されて前倒しになってしまったというような状況になってしまっている地域が現実には多いんだと思うんですね。
ですから、今回の能登半島の復興に当たっては、この東北の復興をやはり教訓にして、せっかく高台移転とか成立したのに、そこにぽつんぽつんとだけ家が建っていてあとは空き地になっているような、そういうような状況にならないように、同じような状況にならないように、やはり、今度こそ、急速な人口減少と高齢化が同時進行する日本の全国各地のそうした地域の、そうしたところの活性化のモデルになるような復興にしていかなければならないと思いますが、大臣はどのようにお考えになりますか。