西岡秀子の発言 (総務委員会)

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○西岡委員 直接の所管ではないことを含めて質問させていただきましたけれども、自治体間で大きく、大切な政策について格差があるということについては是非、地方行政を所管する松本総務大臣として、このことは大変問題があるというか、特に子供政策、子育て政策について、子供に関わることについてこれだけの大きな格差が地域で発生しているというところについては、是非大臣もそのことを念頭に置いた上で、今後、政府の一員としてのお取組を是非お願い申し上げたいというふうに思います。
 子供、子育て政策につきまして、先般、質疑の最後になりましたので十分な質問もできなかったんですけれども、こども・子育て支援金制度についてお尋ねをさせていただきたいと思います。
 前回の質問で、国民に対して実質負担ゼロという総理の御説明がなかなか国民の皆さんの理解を得ていない今の状況もあって、この負担ゼロというのはなかなか理解し難い意味では、この説明は大変問題があるというふうに考えております。
 その上で、根本的な問題として、果たしてやはり、健康保険料へこども・子育て支援金を上乗せすること、この合理性についても先般お尋ねしたところ、全世代で支えるというような御答弁があったわけでございますけれども、本来、公的医療保険の原則というものを踏まえますと、負担と受益という対応がございまして、その中で運用されるものだというふうに思います。
 先日、我が党の社会保障調査会におきまして、日本総合研究所の西沢和彦理事からお話をお伺いした中で、引用という形で御紹介があったんですけれども、長く厚労省で社会保障に携わられて、比較社会保障研究者である田中耕太郎先生が書物で述べられている言葉の御紹介がありました。
 現在の複雑な制度構築と入り組んだ財政の姿になってしまったのは、ひとえに、国の一般会計の予算制約の下で、本来の各保険集団の枠を超えた保険料財源の捻出を通じた安易な財政調整がこの四十年間繰り返された結果であるという御指摘を御紹介いただいて、私も本当になるほどということで認識を持ったわけでございますけれども、現在でも複雑な制度に加えて、またこの支援金制度というものが上乗せをされることによって、より負担と受益の対応というものが分かりにくくなります。
 全世代で支えるという理念は分かるんですけれども、なかなかこれを保険料でというところには様々な課題があるというふうに思いまして、一方で、子ども・子育て拠出金というものもそのまま続けるということの中で、また今回支援金という制度が創出されるわけでございます。これは、医療保険制度をより複雑化することにつながり、また、医療保険財政を圧迫する結果となりはしないか、最終的には正規雇用の方々が抑制される結果ですとか可処分所得が減少することにつながるおそれがないのか、様々な懸念の声があるんですけれども、このことについてこども家庭庁にお尋ねをさせていただきます。

発言情報

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発言者: 西岡秀子

speaker_id: 27066

日付: 2024-02-29

院: 衆議院

会議名: 総務委員会