稲葉延雄の発言 (総務委員会)

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○稲葉参考人 お答え申し上げます。
 就任から一年余りがたつ中で、これまでやはり少々大変だなと思ったこと、あるいは最も心に残っているものは次期中期経営計画の策定作業でございました。計画の策定に当たっては、役員間で繰り返し検討を重ねまして、率直で濃密な議論が行われたと思っておりますが、その努力の結果として、全体としてはよい形で取りまとめることができたのではないかと私自身は満足してございます。
 特に、受信料一割値下げによる一千億円規模の事業支出の削減を行う中で、今回の中期経営計画と新年度予算案は、全体として規模が縮小していくというものではなくて、様々な形で新しい公共的価値を創造する、そういう工夫を織り込んだ非常に意欲的なものだと受け止めていただければと考えております。
 次期中期経営計画と新年度予算案、事業計画案では、放送法に求められている民主主義の健全な発達に資するため、ひいては、日本はもとより世界を含めて、人々が平和で豊かに暮らせる社会の実現にNHKとして貢献していきたい、そういう気持ちを込めて次の三か年で取り組むことを盛り込んだわけでございます。
 具体的には、経営計画で掲げているコンテンツ戦略六つの柱を基軸に、より確かで深い情報を知りたいとか、もっと日常が豊かになる番組が見たいという視聴者・国民の高い期待に正面から応えていくということ、NHKの全国ネットワークを生かし地域の情報をしっかりと提供していくということ、さらには日本の視座を海外にも発信するという観点から戦略的な国際展開を図っていくということなどを織り込んでございます。
 いずれも簡単なことではないのでございますけれども、だからこそ役職員全員が日々たゆまぬ研さんを積んで、その創造性や生産性を一層発揮、向上させていくことによって経営計画あるいは予算、事業計画を着実に実行してまいるということが大事なことではないかと思ってございます。

発言情報

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発言者: 稲葉延雄

speaker_id: 27667

日付: 2024-03-14

院: 衆議院

会議名: 総務委員会