境田正樹の発言 (内閣委員会)
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○境田参考人 まず、同盟国、同志国の制度と整合させる、これは今も、特定秘密保護法におきましても、その分野においては、同盟国、同志国と連携しながら情報の共有などができる仕組みになっていると理解しておりますが、今般のこのセキュリティークリアランス制度ができた暁におきましても、同様の、同盟国、同志国との連携ができるような、これは政府の努力が必要だと思うんですけれども、それが必要だというふうに考えております。
それから、あと、やはり、研究に関するインテグリティーというか、知財をどうやって保護するか、これは非常に重要なところです。御案内のとおり、去年、産総研の中国人研究者の漏えい事件というのが起きましたけれども、企業とか大学とか国立研究開発法人の立場から立つと、基本的に研究というのは、自由に、グローバルに、いろいろな世界のトップ研究者と一緒にするというのが重要なんですが、他方、そういう中に実は各国のそういう工作員だったり技術情報を盗もうとしている人が紛れ込んでいるわけで、そこのクリアランスというのがなかなか難しいという状況があります。とはいっても、個人のバックグラウンドを組織としてなかなか把握することができないという課題があります。
それから、あとは、日本というのはやはりインテリジェンス情報というのになかなかアクセスできないというのがあって、その人がこういう背景があるというのが分かっていても、そこがどういうリスクがあるかも実は研究機関としては分からないんですね。なので、できれば、そういうインテリジェンス情報をきちっと契約の下に入手できるようなそういった公的なサービス、これがあれば、より安心して研究ができるようになるのではないかというふうに考えております。