齋藤裕の発言 (内閣委員会)
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○齋藤参考人 ありがとうございます。
ごめんなさい、真に独立したというのは、秘密指定についてのということですね。(太委員「そうですね、これとどう関係してくるのか、含めてお願いします」と呼ぶ)はい。
秘密指定についてきちんとチェックするところが必要だというのは、今は独立公文書管理監というものがございますけれども、ノーリターンルールというものが適用されない。ですから、どうも見ていると、最高検の検事さんとかがやってきてまた戻っていくみたいな形で、腰かけみたいな形でやられているんだと思うんですね。
ところが、ISOOというアメリカの秘密指定解除に関わる機関のトップは、例えばCIAとかから人がやってくるわけですけれども、そういう人は戻らない。戻らないから腰かけではないわけですね、一生懸命やるわけですね。
やはり、どこかからやってきてまたどこかに戻るということになると、自分の出身の省庁のことを忖度するというのは人情としてあるんだろうと思うんです。でも、CIAからやってきて、ここに骨をうずめるんだということであれば覚悟もできる。しかも、知見もあるわけですね。そういう知見と覚悟を使ってチェックをするということが、ノーリターンルールを作れば可能なのではないかと思っています。それが、独立した第三者によるチェックというのは、最低限そういうノーリターンルールによる、そういう人事体制が取られた機関によるチェックが必要だろうということだと思います。
ちなみに言うと、情報監視審査会も、そういう意味では第三者機関性はあるとは思っているんです。ただ、三宅さんがおっしゃられたように、非常に情報監視審査会は重要なんですけれども、毎年、情報監視審査会、衆議院、参議院は報告書を出しておりますけれども、見ておりますと、やはり独立公文書管理監や行政の対応が非常に不十分だということを毎年おっしゃられているようです。例えば、特定秘密については情報監視審査会に出さなきゃいけないということになっているけれども、それ以外の秘密もちゃんと出してくれというようなことを毎年報告書の中で言われているようです。
ということは、逆に言うと、余りちゃんと出してくれない。つまり、行政の方が情報監視審査会の先生方にきちんと情報を出さないということがあるんだと思うんですね。
あとは、特定秘密を提示することを求めるについては、過半数の決議がないと提示を求められないということになっていますので、そうすると、なかなか簡単には特定秘密を出せというふうにも言えない。
そういう意味では、情報監視審査会も非常に重要な機関ではあるけれども、もうちょっと改善の余地がある。そこら辺も、もうちょっと今申し上げたところを改善していくと、第三者機関として秘密指定をきちんとチェックできるものになる可能性はあるだろうと思っております。
ありがとうございます。