合瀬宏毅の発言 (農林水産委員会)
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○合瀬参考人 御質問ありがとうございます。
私は農業経営者を育成する学校をやっておりまして、その観点からお話を差し上げたいと思いますが、日本の農業構造、いずれにしても、これだけやはり高齢化して、そういう人たちが農業をやめていくわけですから、少ない人数でいかに高い生産性を上げていくか、これは極めて重要になってくると思います。
そういう中で、やはり一戸一戸の農業経営がたくさんの従業員を雇って、かなり大きな、大規模な農業経営をやるわけでありますから、当然ながら、市場と向き合って、それこそマーケティングを行ったりとか、それから組織を強化するための組織マネジメント、それから大きな組織になりますと大変大きな資金が必要ですから、会計、ファイナンスみたいな力をつけた経営者が必要なのだろうというふうに思います。
ただ、現時点では、今日本の中に大変大きな経営を行う農業経営者がたくさん出てきてはいますが、その存在は点にすぎず、そのほかの人たちがやはりそういう人たちを見て、若しくは農業で成功した人たちを見て、新しく外からもそういう経営者になりたいというふうな人がどんどん出てくるような農業構造にしなければならないというふうに思っています。
私ども農業経営の大学をやっておりまして、外部から、やはり、家がサラリーマン家庭なんだけれども農業をやりたいという人は結構います。でも、そのために、その人たちを受け入れるような組織なり、それから地域の人たちがいることがやはり必要でありまして、そういう人たちがいかに自由に消費者と向き合って高い生産性を描いていくような構造をつくるのか。少なくとも、やはり二十万経営体、二十五万経営体がこれから中心になるわけですから、そういう人たちが力を発揮できるような環境をいかに整備するかというのが国の役割だというふうに考えております。
以上です。