野中厚の発言 (農林水産委員会)

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○野中委員長 これより会議を開きます。
 内閣提出、食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 この際、本案審査のため、去る十五日、第一班鹿児島県、第二班北海道に委員を派遣いたしましたので、派遣委員からそれぞれ報告を聴取いたします。
 まず、第一班として鹿児島県に派遣された委員を代表し、私からその概要を御報告申し上げます。
 派遣委員は、私、野中厚を団長として、古川康君、野間健君、池畑浩太朗君、加藤竜祥君、保岡宏武君、渡辺創君、山崎正恭君、田村貴昭君及び長友慎治君の十名であります。
 まず、鹿児島市内において、株式会社カミチク鹿児島市食肉センターを視察し、関係者から説明を聴取いたしました。
 次いで、シェラトン鹿児島において意見陳述者の方々との会議を開催いたしました。
 意見陳述者は、鹿児島県経済農業協同組合連合会農産事業部部長新村浩二君、鹿児島大学名誉教授田代正一君、オーガニックパパ株式会社代表取締役八尋健次君及び有限会社内田農場代表取締役内田智也君の四名でありました。
 意見陳述者の陳述内容について、簡単にその要旨を御報告申し上げます。
 まず、新村浩二君からは、農業者が十分な施肥を行えるようにするため肥料価格を適正に価格転嫁する必要性、循環型社会への転換を進めるための生産者及び消費者の理解醸成等の意見が述べられました。
 次に、田代正一君からは、輸入原材料を用いた加工食品の輸出の振興は国内農業の振興にはつながらない懸念、日本がゲノム編集食品の世界最大の消費国に移行する可能性等の意見が述べられました。
 次に、八尋健次君からは、耕作条件が不利な農地の維持のために農福連携を活用する必要性、有機農業の推進に向け未利用バイオマスの活用を行政として支援する必要性等の意見が述べられました。
 最後に、内田智也君からは、農地の集積を進めた上でのロボット農機等のスマート農業の導入の必要性、農地中間管理機構の人員、権限の拡充による地権者との交渉の促進等の意見が述べられました。
 次いで、各委員から、離島においては輸送コストにより肥料及び飼料価格が割高になることについての見解、農業者の所得を補償するための直接支払交付金を導入する必要性、農福連携を促進させるために必要な最初の一押しの具体的な内容、農業の経営への女性の参画を進めるために必要な支援、食料自給率は何%を目指すべきかについての見解、オーガニック給食に切り替えることによる効果など、多岐にわたる質疑が行われました。
 以上が第一班の概要であります。
 会議の内容は速記により記録いたしましたので、詳細はそれにより御承知願いたいと存じます。
 今回の会議の開催等に当たりましては、地元の関係者を始め多数の方々の御協力をいただきました。ここに深く感謝の意を表する次第であります。
 以上、御報告申し上げます。
 次に、第二班伊東良孝君。

発言情報

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発言者: 野中厚

speaker_id: 1167

日付: 2024-04-17

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会