斎藤アレックスの発言 (法務委員会)
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○斎藤(ア)委員 教育無償化を実現する会の斎藤アレックスでございます。
日本維新の会との統一会派を代表しまして、本日、参考人の皆様に質問させていただきます。
本当に、お忙しい中、本日は御貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。また、原参考人におかれましては、おけがのところ来ていただきまして、誠にありがとうございます。
私は、名前がアレックスで、父親がスペイン人でございますが、父親はまさに外国人材というか、母親は日本人なので永住権があるので、その働き方というのは、外国から何か選考プロセスを経て受け入れているというわけではないんですけれども、割と自分事としてこういった外国人労働者の問題は捉えております。
私も、サラリーマンをしていたときは、職場に外国から来ている方、特に中国から来ている方が多くいらっしゃいましたし、一緒に協力をしながら働いてきて、大変いい関係を築き、また会社にも貢献してきたと思っておりますので、そういった形で、海外から日本に人が入っていただいて、そして、国内社会に多様性をもたらして、経済発展を実現していくということは、当然、日本としても重要な経済政策だと考えております。
ただ、一方で、私も特に懸念をするのは、日本の賃金が上昇していかなければならない中で、それの上昇を抑えつけるような結果を外国人労働政策で生み出してしまってはならないというふうに思っております。
この委員会でも先日も紹介されていましたけれども、これから二十五年間で生産年齢の人口が二千万人程度減るということになります。これが今日本が抱える最大の危機でございまして、二千万人の生産年齢人口が減る中で、どのようにしてこの経済社会を維持していくのかということが日本の政治に最も強く問われているんだろうと思います。
大きく三つの方向性があって、海外から人材を受け入れる、少子化対策をする、そして賃金を上げていく、この三つがあると思っていますけれども、二千万人移民を受け入れるということは、これはどう考えても非現実的だと思いますし、また、少子化対策をして二千万人の人口減少を食い止められるかといったら、そんなことはないわけでございます。
もちろん、海外から人材を受け入れる、そして少子化対策をするということは重要な政策でございますけれども、最も重要で、そして最も伸び代があるのがやはり実質賃金を上げていく、二千万人の労働人口の減少を補うような実質賃金の上昇、つまり、二十五年間で少なくとも三割程度実質賃金を上げるということが最も重要なことだと思っていますので、それに相反するような外国人材の受入れ方をしてはいけないということは大前提として考えていかなければならないことだと私も思っていますので、本日、原参考人におっしゃっていただいたことをしっかりと政策に反映するために努力をしていかなければならないと思っております。
改めて原参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の法案、私は、技能実習生が抱える様々な課題、問題を踏まえれば、それが改善をしていくということは必要なことだと思っておりますけれども、一方で、賃金の上昇とかそういったところに悪影響を及ぼし続けるのであれば、私はそれはよくないことだと思っておりますので、改めて本法案に対する評価を伺いたいということと、可能であれば、技能実習制度の問題というのはある程度改善される部分があるのかというところも併せて教えていただければというふうに思います。