渡辺周の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○渡辺(周)委員 そういうふうに答えるなら少し納得がいくわけです。今みたいに、韓国政府のやっている取組については私らは知りませんみたいな話だから、それはおかしくないかと。それだったら、言葉だけの、そんな連携しているなんて言い方はやめた方がいいです。
何でもそうなんです。外交的な問題だから言えないことがあるのは分かっています。私たちも与党にいたことがありますから、経験したことはありますので、そんなことは百も承知なので。ただ、この質疑を見て、もし家族会の方だとか特定失踪者の御家族がいて、せっかく日本と韓国が、以前の文在寅政権のときにはなかったような動きになってきている。これは大事にして、本当に一縷の光でも見えるんじゃないか、光明が差すんじゃないか。
私たちもかつて、めぐみさんを最初に北朝鮮で見たという、北朝鮮を脱北したかつての北朝鮮の工作員の安明進に韓国に何度も会いに行きました。もちろん詳細は言えませんけれども、安明進と会った。向こうでいろいろな話もしました。その話は大使館の方にも当然伝えたから、いろいろな形で政府にはたくさん蓄積されていると思うんです。言えないことは分かっているけれども、そのストックがあって、そのストックの上で韓国の捜査当局あるいは国際社会に向かって、ここというときには情報を出していただきたいと本当に思うんです。
ここで時間を取りましたけれども、あわせて、産経新聞の二月六日の記事ですけれども、韓国に逃げた脱北者の八三%が外部の映像を視聴したことがある。外部の映像というのは、韓国のドラマなんかを見た。北朝鮮で見つかったら、最悪の場合は公開処刑される。こんなことでもあの国は平気で処刑するような恐ろしい国ですが、そんな中でも韓国の映像を見た、あるいは音楽を聞いたという方があるんです。
統一大臣の金暎浩さんは、大臣になる前はユーチューバーとしても対北政策について発信している。最近、ユーチューブで北朝鮮内部の映像が、私たちが手元に持っているような、会館にあるパソコンでもユーチューブで普通に見られるようになった。びっくりするのは、北朝鮮の脱北者が連れ戻された、あるいは、政治思想犯がそこで大変な取調べを受けている、こんな映像は今まで出たことがなかったんです。ところが、最近は、脱北者が持ち出しているのか、どういう手段か分かりませんが、西側でSNSを通して北朝鮮の実情をだんだん見ることができるようになった。ひょっとしたら、ユーチューブの再生回数によって収益になる。要は、極端なことを言えば、生活費になる、あるいは、懐に入ることによって金になるんだったらということで、相当規律も緩んでいるんじゃないかと思うんです。
それだけに、これから韓国も、外部から情報を注入して、それを拡散するということをやるということもこの統一大臣はおっしゃっていましたけれども、先ほども公明党の委員から出ていました、端的に答えてください。日本から発信している「しおかぜ」はだからこそ大事なんじゃないか、必要なんじゃないか。先ほど林担当大臣がおっしゃった促していますというのは、一か月前に私が予算委員会の分科会で質問したときと同じ答弁なんです。
北朝鮮にしてみると、二波を追いかけていて、電力の出力も厳しいあの国において二波をブロックできないから、だから二波で対応することが必要だと言っているんですが、もう一回伺いますけれども、だからこそ、何とか「しおかぜ」の二波体制は必要じゃないですか。もう一回確認します。いかがですか。